5月30日 知識の優劣
おはようございます。昨日の続きです。
#ドラッカー #365の金言 #5月30日 #知識の優劣 #いかなる知識も他の知識より上位にあることはない 。
このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。
“汝の時間を知れ“ ドラッカー
上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。
編者のマチャレロ教授は
“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“
と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。
著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。
今日のテーマ:知識の優劣
今日のアクションポイント:
#あなたの知識に最大の貢献を行わせる方法を考えてください 。 #そのことについて上司や同僚と話をしてください 。
知識労働者は働く組織があるからこそ働くことができる。
働く組織がない知識労働者は、失業者と同じである。組織に属している知識労働者であろうと、独立起業し、フリーランスで働いている知識労働者であろうと、貢献できる「場」が必要だ。
すでにコロナを理由に多くの人がリストラやリモートワーク、という名のもとの「選別」がなされている。
「必要な時にこちらから連絡します」と言われた人は、待っていても、メールもメッセージもない、という人も居られるかもしれません。
Determine how your knowledge can be used to make the maximum contribution to your organization. Get agreement from your boss and colleagues on how you can maximize your contribution. (自分の知識をどのように使えば、組織に最大限の貢献ができるかを見極めましょう。上司や同僚から、どのようにすれば自分の貢献度を最大限に高めることができるか、同意を得ましょう。)
自分の知識をどのように使えば、組織に最大限の貢献ができるかを見極めること。
これはとても大事なことで、常に考えなくてはならないことのように感じます。自分の強みなのですから。自分の強み=得意なこと、がわからない、という人が増えているようです。好きなことも、やりたいことも、わからない。
犬のおまわりさんみたいなんですが、皆さん、やりたくないことをやり過ぎていて、やりたいことがわからなくなってしまっているように思います。
お金のために、生活のために、とやりたくないことをやり続けてきた結果、その神経を無意識的に閉じてしまって、本当はやりたかったことがあるのに、それを諦めてしまってはいないでしょうか。他の人となんて、本当は関わりたくないのに、付き合いだから、男だから、と、いい顔をしたいから、付き合いのいい、面倒見のいい人という評判を守りたいから、と、本音では嫌々なんだけど、ついつい、つきあって、自分の時間を費やしてしまって、消耗していませんか?僕も実はそうでした。誰でもそうだと思います。付き合いたい人としか食事には行きたくないでしょう。仕事がらみでの食事は高額で豪勢なことも多いけれど、ちっとも楽しくないなって経験、ありませんか?
心許せる人たちと、温かい人たちと、ほんのちょっとした言葉を交わすだけ。普段はそんなに連絡を取り合うこともないけれど、なんかあると、心配してくれる。そんな人が周りに一人でもいてくれると嬉しいですね。それが家族だったら最高なんだけど、今は家族とも疎遠だ、という人も少なくないみたいで、大変です。
人生、嫌なことは、正面からぶつかって、なんでも、乗り越えよう、壁を壊すんだ、というやり方ばかりではありません。
嫌だったら、逃げてみる。1人になって、考えてみる。付き合い悪いやつだ、って言われたって良いよ。あなたのことを大切にしない人は、あなたにとって大事な人ではないんだから。
いま所属している組織やチームが、あなたの知識や人格を大切にしてくれるのなら、あなたも大切にしたら良いんじゃないかな。そして、どういうことで最大限貢献できているか、を聞いてみるのも、いいかもしれませんね。
ということで、今日もやっていきましょう。
追伸
「どうすれば、今の状況をもっと良くできるか」
これこそ、経営者のあなたが直面している現実的な課題であり、それが解決する日まで、毎日頭から離れることはない問題ではありませんか。
知識を増やし、縁を増やし、新しいアイデアが生まれるかどうかが、この困難な時においても、うまくいく人といかない人との小さな違いです。小さな違いが大きな結果の差を生みます。そうした新しいアイデアのヒントが見つかるのが、次のNOTEマガジンです。
月額わずか数百円の知的投資で、大きな結果が生まれるとしたら・・・今すぐご購読を。