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1月17日 企業以外のマネジメント
#ドラッカー365の金言 #1月17日 #企業以外のマネジメント #企業以外の組織は企業の利益に相当する評価基準を必要とする #直接関係している企業以外の組織であなたにとって最も重要なものはなんですか #そこでは活動の評価基準を持っていますか #その組織は成功していますか ?
活動があって、評価基準がある。かつての企業の場合は、それが「利益」と利益第一にし過ぎたために、資本主義としては多少歪なものになってしまっていた。2019年8月に米経済団体ビジネス・ラウンドテーブルが株主第一=利益第一主義から「ステークホルダー経営」へと大きく方向転換し、
それを受けて2020年のダボス会議(世界経済フォーラム)でも、その方向へと舵が切られた。
わが国では、250年前の石田心学時代から「三方よし」のステークホルダー経営である。
当初、経団連(旧 日本経営者連盟)も当初これに倣っていたのだが、
https://www.jpc-net.jp/movement/assets/pdf/domestic_19550610.pdf
生産性向上の成果配分や雇用の約束は今日大きく後退しているように感じる。ここ30年間、日本企業が利益を減らしたという結果になったのは、「社員の幸福」を考えず、「顧客の幸福」を考えず、自社利益のみを優先させたからではないだろうか。
例えば、コンビニ最大手、業界を代表する企業であるセブンイレブンは、この詐欺的で姑息なサンドイッチや飲料のあり方をどう社会に説明するつもりなのだろうか。己の利益しか頭にない「エゴ丸出し経営」である。
商人として、恥ずかしくないのだろうか。中韓の企業にも負けじ劣らずの詐欺っぷりである。同社は、高い収益性を達成・維持している企業を表彰する「ポーター賞」を受賞している。利益第一主義のためには客をも騙して良しとする・・・
このセブンイレブンに代表される行為を善としてきた結果が、平成30年の「失われた30年間」であるし、コロナ死者が先進国で最も少数国の1つにもかかわらず、2020年度GDPを大きく毀損し、回復が遅れている要因のように感じます。
さて、NPOや病院などは己の活動に対する評価基準が何となっているのか。最近では、日本生産性本部の指標を代用している病院や非営利団体も少なくない。そのため結局は評価基準が「利益」に偏ってはいないだろうか。
公益財団法人 日本生産性本部(東京都千代田区、理事長:前田 和敬)が事務局をつとめる「日本版医療MB賞クオリティクラブ(JHQC)」のクオリティクラス評価委員会(委員長:嶋口 充輝 慶應義塾大学 名誉教授)は、医療機関の『経営の質』を第三者評価する「クオリティクラス認証」病院として、新たに4病院の認証を発表しました。その評価基準は、主に「患者満足」「職員満足」「財務結果」の3点だそうです。
ただ、どんな評価制度にせよ、表彰された後の行動こそ重要と思います。
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