労働組合が本来なすべき仕事とは 10月26日 Needed: Strong Labor Unions 労働組合の役割
#10月26日 お昼になりました。
今日の #ドラッカー は、1986年 #マネジメント・フロンティア 26章 #労働組合は存在意義を失うか 255~260ページより。
ところで、昨日のNLCSすごかったですね。
なんとポストシーズン6位のアリゾナ・ダイヤモンドバックス(略称 D-Backs)が強豪のフィラデルフィア・フィリーズに0勝2敗から4勝3敗で逆転優勝。アウェイのフィラデルフィアで2連勝するとは!驚きました。
D-バックスのトレイ・レブロー監督(Torey Lovullo)は、弱者が強者に勝つ戦略には触れず、「選手たちのおかげであり、彼らをフォローし続けるコーチたちのおかげ」と自チームの選手とコーチたちを賞賛しました。
勝てる方向性をGMや監督が定め、その方向性を実行できるよう、コーチが選手たちをより良くなるよう指導し、コーチを監督はフォローし続ける。その結果がNLCSの優勝に繋がったということでしょう。
さて、今日のテキストに戻ると、現代における労働組合の役割ということでしょう。
#Needed :
#Strong_Labor_Unions (強い労働組合が必要)
#労働組合の役割
労組自身、大きく変化しないと無用の存在になってしまうとドラッカーは記しています。
そもそも労働組合とは?
つまり、ドラッカーは「労働者が団結して、賃金や労働時間などの労働条件の改善を図るため、という役割から変われ」と記しています。
これまで労働者vs資本家という対立の図式が描かれてきました。
しかし、現在では、労使協調路線です。いや、さらに、進んでいます。なぜなら、今や、労働者は、毎月徴収されてきた社会保険料を年金基金を通じてだったり、社員株主会を通じて企業の株主になっているからです。
従業員=弱者、という色付けは、もはや正しくないのでしょう。
年金基金を通じ従業員も経営側という現実がもたらすパラドックスがあるというのです。↓↓↓↓