ダイエー中内経営とヨーカドー伊藤経営と。1月25日 Reinvent Yourself 自己再生
#1月25日
#Reinvent_Yourself
#自己再生
おはようございます。このNOTEは、読むだけで世の中の課題を #ドラッカー #365の金言 を使って、解決できる、そんな知力を鍛える教育エンタメNOTEです。
少しでも、おもろい、役に立った、という方は、
いいねのハートボタンをクリック、そして、フォローも忘れずに。
コメントも励みになります!ありがとうございます。
↓
さて、
こちらでは、地に足をつけた、私の体験や学びから得た
実践マーケティング記事を1日1本以上をご紹介しています。
行商から経団連副会長まで上り詰め”流通王“、“今太閤”とも呼ばれたダイエー創業者中内功氏とドラッカーとの往復書簡による書が 今日のテキストを含んだ #創生の時 です。
中内氏の多業種にわたる事業ポートフォリオで、グループ全体の収益力を伸ばす成長重視策をとったダイエーの経営に対して、個店の利益の積み上げを重視し全体の利益を伸ばす伊藤氏のヨーカドーグループ経営は当時大いに話題となりました。歴史は伊藤氏の経営戦略に軍配を下しました。伊藤氏の経営の裏側には、長年ドラッカーのコンサルティングがあったと知ったのはつい最近のことでした。
1950年代から90年代まで訪日し、毎回のドラッカーセミナーは常に満席。長年、氏は多くの日本企業に助言を続けていたそうです。当時、バブル崩壊後、苦境にあった中内氏に書簡という形で氏は助言を送っていたように感じます。
本日のテキストも昨日に引き続き、『 #創生の時 』(1995年5月発行) 第1章 #個人の再生 23〜26ページより。
今日のテキストは、「知識労働者個人の変革」についての言及は、従業員の潜在能力開発をどう進めるか、という点にもつながりますね。
#知識労働者は自らの成長と配置に責任をもつ 。
ACTION POINT
#年長者に 、
#どのように自分を植え替えたかを聞いてください 。
#あなた自身は今 、
#何をすべきでしょうか 。
『創生の時』1995年の1月といえば、阪神淡路大震災に見舞われた年でした。思えば、91年の総量規制により、金融機関の土地融資がストップ。インフレからデフレへと潮流が変わり、含み利益という富を産むはずだった土地価格は評価額の下落に伴い、負債額を下回り、追証追加資金投入を迫られた結果、ダイエーはキャッシュ不足で苦境に陥りました。
いくつかのダイエーをディスカウントストアやコストコのような会員制ストアへと転業したり、ローソンにマルチメディア端末を設置するなど先進的な取り組みも為されましたが、当時はまだ通信回線は細く、そして、遅く、また、スマホ普及前、という環境のため頓挫、イノベーション的な打ち手がことごとく外れる不運も重なりました。
一方で、長年ドラッカーにコンサルを依頼してきたライバル、現セブン&アイホールディングスの伊藤雅俊会長は、資産バブルではなく、小売の利益重視、小売業の基本に則って経営されてきたように感じます。
ドラッカーは両者のことを分かった上で、「再生」よりも強い「危機を機会に、自己改革せよ、企業改革せよ、あなたならできる!」という強いメッセージを中内氏はじめ日本に送ってくれたんでしょう。
今日を変えていこう。
愛を込めて。