見出し画像

人事の失敗は部下の失敗?? 4月19日 Placements That Fail 人事の5つのルール

本日のテキストは、『非営利組織の経営』、e-ラーニング教材『人事の意思決定』より。

本日 #4月19日  金曜日の #ドラッカー365の金言 です。

本日のテーマ:
#Placements_That_Fail #人事の5つのルール

本日の金言:
#兵士には優れた指揮官をもつ権利がある

ACTION POINT 
:
#失敗した人事には責任をもってください
#再度動かしてやってください

人事に5つのルールがあるとドラッカー。その1がまずすごい。
失敗に責任を負う、というのです。

第一に、人事の失敗に責任を負う。自らが任命して、成果をあげられなかった者を責めることは責任逃れである。人事を行った者が間違ったのである。

最近の不祥事を起こした政治家や経営者は、己の失敗すら他人に、とりわけ、自分の部下に責任をなすりつけようとする卑怯者ばかりに見えます。「秘書が」と言って逃げるのは当たり前。「部下の不始末は己には関係ない」とトカゲの尻尾切りのようなことをいうものばかり。

ホワイト企業を推奨する組織人が実はブラックだったという笑えない話もあるくらいです。

部下が仕事ができない、と嘆く上司のあなた、それ、本当に部下のせいでしょうか?確かにあなた自身が任命者でない、としても、

成果をあげられなかった者を責めることは責任逃れである。人事を行った者が間違ったのである。

責任逃れとならないよう部下を指導して育てるような、そんな上司はもういないようです。従業員を大事にしない組織なら、上司も従業員もついていこうとは思わないからです。

失われている信頼を取り戻すことは難しいものですが、今日で今週の仕事もおしまい、という方もおられると思います。思い切って実力を発揮していただきたいと思います。それでは!

サポートもお願いします。取材費やテストマーケなどに活用させていただき、より良い内容にしていきます。ご協力感謝!