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人生80年、残り時間ってあるから、やりたいことしかやれないわけで、なにを辞めるか決めてけよとドラッカー 11月10日 How to Abandon 体系的廃棄の具体化

 今朝は高齢者に人気の某コーヒーチェーン店に来ています。WifiもPC電源も使えるし、駐車場は無料だし、コーヒー代500円でモーニング無料。しかも、静か。椅子も大きいし、マックよりも座りやすい。他のファミレスと比べても長居しやすい。快適よね。

 こんな快適空間創られると、他へのチェンジが難しい。スタバが家と職場・学校以外の「サードプレイス」ってコンセプトで展開してるらしいんだけど、日本の飲食にかける情熱は多分世界一。

 町場のサテンや居酒屋ですら、快適さの追求に勤しんでいるから、スタバといえども、ブランドだけでは不十分。広告マンは夢を描いてりゃいいけど、リアルな日本人は、1回行ったらそれっきり。日本人は本来徹底したリアリストです。

だから、あんなにSNSで「うまい!」、「サイコー!」を連発する外国人の姿やコメントを見ることはないだろ。

トヨタ、ソニーの製造貿易業だけじゃなくて、食品メーカーも産地の方も、そして、市井の飲食業の方も、世界一美味しいを実現させているわけで、尊敬しかない。

今日のテキストは、「体系的廃棄」、つまり、計画的に断捨離しとけ、って話です。非効率だったり、市場から見放されつつある製品、サービスを捨てて、新規事業へと移っていけ、というものです。

うちはコンサルって事業やってるけれど、業種によってばらつきがあるわけで、一昨年までは、医業が主力だったけど、今年は、建築、不動産が主、みたいなことが起こる。とはいえ、医業向けコンサルは辞めちゃうか?ってことはどうなんだかね?とも考えなくはない。幸にして、在庫抱えたり、資金が寝るってことが無い分だけ自由度はあるからそれはいいことではある。

他社は無くすけど、うちでは主力なんだよって製品やサービスもあるわけで、そこで問われるのは、改めて「自分の強み」や「価値観」という「自分軸」。価値観は合わないけれど、いい料金払ってくれるから、で仕事してたら、消耗度が大きいからね。自分大事にしながら、やっていきましょ。

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#11月10日 #How_to_Abandon (廃棄の仕方)
#体系的廃棄の具体化

今日のテキストは、1999年刊  #明日を支配するもの 第3章 明日を変えるのは誰か 1、チェンジ・リーダーの条件ー仕組みと手法 体系的廃棄 90ページより。本書は発行されてすでに23年も経過しているが、今読んでも目から鱗のところがいっぱいあるよ。やば、来年でも使えるねって箇所も少なくない。おすすめです。


#現在行っていることの廃棄は体系的に行なわなければならない


 現在行っていることの廃棄は体系的に行なわなければならない。さもなければ、先送りしてしまう。廃棄に人気のあるはずはない。
 あるアウトソーシング受託会社では、第1月曜日の午前、トップから現場管理者にいたるあらゆるレベルで、自社の活動すべてについて、廃棄を目的とする会議を開いている。ある月は事業、次の月は地域、その次の月は事業の進め方についてというように活動を精査している。
 こうして1年間に、人事政策を含むあらゆる活動を点検する。毎年、事業そのものの可否について3つ4つの大きな決定を行ない、事業の進め方についてほぼその倍の決定を行ない、さらには、新しく始めることについて3つから5つの決定を行なっている。
 そして月に1度、すでに行なっていることの廃棄や、新しいことの開始についての決定を組織全体に周知している。

(『明日を支配するもの』)



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