12月30日 Innovation for Maximum Opportunities イノベーションの能力
今年も残り2日。 #ドラッカー #365の金言 で人生と経営を乗り切りましょう。
本日 #12月30日 #Innovation_for_Maximum_Opportunities (最大限の機会を得るためのイノベーション) #イノベーションの能力
#欠けているものは何かを考えなければならない 。
イノベーションの能力とは、一見関係のないものを一つの全体として見る能力である。それは、生産的な新しい全体を生み出すために必要な、小さな欠落した部分を発見し、その獲得に成功することである。
イノベーションを実現させるためには、欠けているものは何か、成果を一変させる一歩は何か、資源の能力を一変させる小さな変化は何かを問わなければならない。
ニーズを書き出すだけではニーズを満たしたことにはならない。しかしニーズを書き出して、はじめて望む成果を得るための必要な条件を知ることができる。そして、それらの条件を満たせるかどうかを知ることができる。イノベーションとは、事業の潜在的な機会を発見し、未来を築くためのものである。(『創造する経営者』1964年 野田一夫訳版 第9章 強味を生かして企業を築く Ⅲ. 昨日のものから今日のものに 220〜221ページより)
ACTION POINT
#あなたの事業について 、 #欠けているもの 、 #成果を一変させる一歩 、
#資源の能力を一変させる小さな変化を考えてください 。
「イノベーションによって最大限の機会が創造される領域を発見するには、
1、すでに可能となっているものの効果を高める上で欠けているものは何か、
2、我が社の経済的成果が一変してしまう、ほんの小さな処置は何か、
3、我が社の資源全体の能力を一変させる小さな変化は何か
を問わなければならない。」(『創造する経営者』1964年 野田一夫訳版 第9章 強味を生かして企業を築く Ⅲ. 昨日のものから今日のものに 220ページより)
この年末、じっくり考えるべき「緊急ではないけれど重要」な質問と思います。
例えば、米シアーズ社は、通販事業に際して、農民層に対して「あれこれ言わず返金します」と保証したことで成長できた。通販事業が成功する要素は全て存在していたが、欠けていたのは、顧客を信用するという簡単な要素だった、という。
例えば、2013年シーズンの米ピッツバーグ・パイレーツは、3つの改革を行なった。1)伝統的な守備位置から、打者ごとに極端な守備シフトを前年の5倍ともなる464回も採用、2)際どいボールをストライク判定させるフレーミング技術に優れたマーティン捕手を獲得、3)投手陣に、内角攻めをした後、4シームではなく2シームを外角に投げるよう説得し実行した。結果、ゴロアウトが増え、防御率と勝利数が増え、20年連続負け越しだったチームはポストシーズンに進出することができた。大幅な予算増に費やすことなく、これまで見落としてきたアウト機会を増やしたことで、成績向上を実現できた。
僕たちも、このような、「小さな変化」や「欠けていたもの」を見つけよう。
今日も愛を込めて。
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