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5月8日 Price of Success in the Knowledge Society 知識社会化の代償

おはようございます。今朝も #ドラッカー #365の金言  からスタートしましょう。本日 #5月8日  です。
テーマは #Price_of_Success_in_the_Knowledge_Society ( #知識社会における成功の代償 )

#知識社会化の代償

そして、今日の金言は、、、

#失敗に対する恐怖が社会の隅々に浸透した


知識社会における上方への流動性には高い代償がともなう。競争にともなう心理的な圧力と精神的なストレスである。敗者がいるから勝者がいる。昔の社会はそうではなかった。日本の生徒は塾通いで睡眠不足だという。塾に行かなければ有名大学に入れず、よい就職もできない。アメリカ、イギリス、フランスでも、学校が恐るべき競争の場となっている。
このようなことが30年、40年という短い年月の間に起こったことは、失敗に対する恐怖が社会の隅々に浸透したことを示す。しかも、そのような競争の後では、ますます多くの成功した知識労働者、すなわち企業のマネージャー、大学の教員、美術館の幹部、医師たちが、40代にして燃え尽きることになる。
そのとき、自分にできることが仕事しかなければ問題が生ずる。したがって知識労働者たる者は、仕事以外の関心事を育てておかなければならない。
(『ネクスト・ソサエティ』)

『ネクスト・ソサエティ』

ACTION POINT
#仕事以外の関心事を急いで育ててください

本日のテキストは、2002年発刊の『ネクスト・ソサエティ』第Ⅰ部 第3章 雇用の変貌>成功の代償(28〜29ページ)から。

いやーこれはまさに50代の私にとって痛い提言です。

「そのとき(=40代、50代にして燃え尽きてしまった時)、自分にできることが仕事しかなければ問題が生ずる。したがって知識労働者たる者は、仕事以外の関心事を育てておかなければならない。」

40〜50代というど真ん中の年齢に達してしまって、でも、まだ住宅ローンが残ってて、とてもリタイアなんて考えられない、、、という連中は、どうやってシフトチェンジ?

政府は盛んに農林水産業やら介護にシフトするよう促しているけれど、賃金的にはホワイトカラー職の何分の1に落ちてしまうわけで。。。残債返済や「人生100年時代」に備えて、なんて考えたら、余裕なんてない。とても無理。とはいえ、会社からも肩たたき要員に数えられている。行くも地獄、戻るも地獄。そもそも退却路はとじられている??

終わっちまったよ、おいらの人生。まさか、30年も失われるとは思わなかったよ。いつか戻るいつかは、いつかはって30年経っちゃった。

切ないね。。。今日もやっていこうよ。愛を込めて。


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