2月25日 Governance of the Corporation 知識労働者と経済体制
おはようございます!休み明けの木曜日、今日も #ドラッカー #365の金言 より人生と経営を深めてまいりましょう。
本日 #2月25日 のテーマは
#Governance_of_the_Corporation
そして、今日の金言はこちら
#資金ではなく知識が統治の主体となったとき
#資本主義とはいかなる体制を意味することになるのか 。
やがて、コーポレート・ガバナンスについて新しい波がやってくる。すなわち、法的な所有者の利益の観点とともに、知識労働者の利益、すなわち組織に富の創出能力を与えるべき知的資源の所有者の利益の観点から、組織とそのマネジメントが目的とすべきものを見直さなければならなくなる。
なぜならば、組織の生存は知識労働者の仕事ぶりによって左右されるからである。最高の知識労働者を惹きつけ留める力こそ、最も基礎的な生存の条件である。
資金ではなく知識が統治の主体となったとき、資本主義とはいかなる体制を意味することになるのか。知識労働が唯一ともいうべき真の資本財となったとき、自由市場とは何を意味することになるのか。知識労働者は、いかなる形であれ売買の対象とはならない。買収や合併によって手に入れることはできない。
かくして、知識労働者の興隆は、経済体制の構造と性格に基本的な変化をもたらさざるをえない。(『明日を支配するもの』)
ACTION POINT
#仕事に高度の知識が必要な人は何 %ぐらいいますか。
本日のテキストは、「明日を支配するもの」(1999年版)で言いますと、
第5章 知識労働の生産性が社会を変える>5、知識労働者と組織の関係 188~189ページ です。
本書には、いくつか面白い提言があります
“この長い歴史において、労働者自身がより多くを生産する方法は、より激しく働くか、より長く働くしかないことが、いわば、公理だった。”(161ページ)
テイラーは生産性を50倍にした。しかし、知識労働者の生産性向上方法は?向上させる条件は6つ。(169ページ)
最高の知識労働者を惹きつけ、彼らの生産性向上させ、組織の業績に結び付けるためには何が必要か?(177ページ)
確か、「組織がナレッジワーカーを採用するのではない。逆である。少子高齢化において、企業が選ぶのではなく、企業は選ばれる側なのだ」みたいな提言があったような、、、本書じゃなかったかな??
確かに、現在は、採用試験は、企業が行なっているわけだが、近い将来、完全に売り手市場となるだろう。企業の方が有望なナレッジワーカーに対してオファーするスタイルだ。すでに、医療業界ではそうなりつつある。いい医者は、引く手数多なのに対して、平凡な医者は、単なるワーカー化と、二極化が始まっているよ。
今日を変えていこう。愛を込めて。
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