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前日負けても、あなたは学び、今日の現実にフィードバックできたら勝ち組になれるかも? 10月14日 Continuous Learning in Decision Making 意思決定の継続学習

 おはようございます。このNOTEは、読むだけで世の中の課題を #ドラッカー #365の金言  を使って、解決できる、そんな知力を鍛える教育エンタメNOTEです。

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#10月14日  
#Continuous_Learning_in_Decision_Making (意思決定における継続的な学習) 
#意思決定の継続学習

昨日の続きです。テキストは、1966年初版 #経営者の条件   6章 #意思決定の原則  239〜260ページより

https://note.com/preview/n9f80c2a0adf6

サービス監督ざけんな!クビにしろ!とマリナーズファンが怒っております。


 ドラッカー365では1月24日に 1995年の著書 #創生の時 45ページより引用し「フィードバック分析」で成果を計れということを語っていました。

 イエズス会の司祭やカルヴァン派の牧師は、何か重要なことを行なうとき、例えば何か意思決定を行うときには、その期待する結果を書き留めておかなければならないことになっていました。
 そして一定の期間の後、例えば9ヶ月後には、実際の結果と、その期待を見比べなければならないことになっていました。

「創生の時」45ページ、「ドラッカー365」 1月24日より

 これは「9ヶ月前〜1年前に決めた重要な決定が、9ヶ月後〜1年後の実際の結果と見比べよ」という話で、そして、継続的に検証されるようなフィードバックが決定に組み入れられなければならないと言います。

 決定の基礎をなしている諸前提が、現実に対して継続的に検証されるようなフィード・バックが、決定の中に組み入れられなければならない。決定というものは人間によってなされるが、人間はあやまりを免れ得ないものであり、たとえ最上の出来であるとしても、その成せる技はそう長くは持ち堪えることができないものである。つまり、人間にとって最良の決定も、それが間違っている公算は相当大きく、そして、最も効果的な決定といえどもやがては時勢遅れのものとなる運命にある。

『経営者の条件』  6章 意思決定の原則 254〜260ページより

 さて、昨年、わずか2勝足りずポストシーズン進出を逃したシアトル・マリナーズでしたが、1年後、サービス監督はじめ球団首脳陣は、サイ・ヤング賞を獲得したレイ投手はじめ有力なFA選手の獲得や今季新人王候補であるフリオ・ロドリゲス選手など若手選手の活躍によってポストシーズン進出、という目標を見事達成。ワイルドカードシリーズを2勝し、現在ディビジョンシリーズをヒューストン・アストロズと戦っているところです。

 昨日、9回2アウトからレイ投手が逆転サヨナラ・ホームランを打たれ敗戦したことで、サービス監督は、敗戦という現実から学び、検証し、そのフィードバックを受けて第2戦の采配が注目です。

そういうふうにみていくと、単なる出来事でも、真の現象に迫れるんじゃないかなと思います。今日もやっていきましょう。

さて、今日の金言です。

#フィードバックが並の人間に一流の仕事をさせる

 意思決定ほど学習しつづけることが大切な活動はない。具体的には、予期した成果に現実の成果をフィードバックすることである。
 重要な決定を行なったならば、いつまでにどのような成果を期待するかを書いておく。その9か月後あるいは1年後、現実の成果をフィードバックする。これを意思決定が有効な間ずっと続ける。合併ならば完全に一体化する2年から5年先まで見ていく。
 これによって、いかに多くを、いかに早く学べるかは驚くほどである。医師ならば2400年前のヒポクラテス以降教わっていることである。彼らは、自らの治療の結果をフィードバックする。こうして並の医者が、数年のうちに一流の治療ができるようになる。

(『経営者の条件』、eラーニング教材『意思決定の要因』)

ACTION POINT

#重要な意思決定を行なったならば
#必ず期待する成果を書きとめてください
#そして実際の成果をフィードバックしてください
#そこで得られた教訓を次の意思決定に生かしてください

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