利益は事業活動の究極の判断基準である。 3月17日 The Purpose of Profit 利益の役割
本日のテキストは、昨日に引き続き、1956年発刊のベストセラー『 #現代の経営 』上巻>5章 事業とは何か>4、利益の機能(1987年版では、59〜62ページ)より
本日 #3月17日 のテーマは
#The_Purpose_of_Profit (利益の目的)
#利益の役割
#利益は事業活動の究極の判断基準である 。
#利益が事業継続のコストを賄うことができず未来のための資金の導入誘因ともなりえない事業からは撤退してください 。
仏教思想が定着しているわが国では、
利益=悪、儲けること、儲かること=悪事を働いているに違いない、
という考えもあるように思います。
しかし、近世から続いている近江商人がいう通り
ですが、それだけではありません。近江商人といえば、
を大切にしてきました。
この「陰徳善事」とは「目に見えぬ陰の間にて人のためになるよう動く」といった意味です。
近江商人は商売が成功して得たお金を根こそぎ己の利得追求に費やしたのではなく、各地の特に、浄土真宗の寺院を通じて、地域の社会貢献や寺社修復、お祭り支援などにあてていたのです。ですから、近江商人が閉鎖的な日本において、彼らが全国の町々に出店しても、出店先の地域でも認められたと伝わります。
ビジネスパーソンは稼ぐ。そして、その稼ぎを全て己のために費やすのはなく、地域のため、人のため、利他にも使う。
そんな古くて新しい考え方が今の若い世代にも広がっていることを感じます。
問題は、高齢者が若年層の好意に甘んじ、あまりにも多くの社会保障費を受け取りすぎており、若年層が疲弊していることです。
戦時中も若年層が戦地に赴き、多くが戦いに身を投じ、犠牲になりました。そして、現在の経済戦争でも、第一線で活躍する若年層を犠牲にしているような構図です。
高齢者はそろそろ自重してはどうか、と思います。
ドラッカーも高齢者偏重社会は望んでいなかったと思います。
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