5月31日 新しい経済学
おはようございます。昨日の続きです。
#ドラッカー #365の金言 #5月31日 #新しい経済学 #経済学は価値論を必要とする 。
このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。
“汝の時間を知れ“ ドラッカー
上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。
編者のマチャレロ教授は
“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“
と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。
著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。
今日のテーマ:新しい経済学
今日のアクションポイント:
#あなたの組織をイノベーションと生産性の観点から評価してください
We have an approach that relates economics to human values.(私たちは、経済学を人間の価値観に関連づけるアプローチをしています。)
今日の提言、原題は「Post-Economic Theory (ポスト経済理論)」。
会社経営の結果は「収益」ではない。短期的に収益増を実現したとしても、それは投資すべきを投資せず、資本を喰い潰しているだけかもわからん。そんなのは長続きしない。
逆に、イノベーションに成功し、生産性を高めれば、長期の繁栄、富の生成が実現できる、と説いています。
そして、イノベーションや生産性向上を実現するには、知識を仕事に適用されるよう活用すること。
知識→仕事=富の源泉、と見ること。
ラーメン製造の知識があっただけでは無益で、お店で美味しいラーメンが安定して出せる活用できる形に変えて、お客さんに出せて、そして、初めて課金できるわけです。
そして、来客あるように営業して、初めてお客さんがやってくる。食べたお客さんが「おいしかったよ、また来るわ」と言われて、本当に再来店されるべく経営を磨く。
とびきり美味しいラーメン作りの知識、
おもてなしを大切にする店舗経営の知識、
行列ができる集客の知識、
これらがあったとしても、現実化するための行動が必要だし、長期的に繁栄する繁盛店となるためには、試行錯誤しながらやり続けることが大事。
そんな教えのような気がしました。
早いもので、今日で5月も最終日。あっという間の5ヶ月間でした。明日から6月。やっていきましょう。
追伸
「どうすれば、今の状況をもっと良くできるか」
これこそ、経営者のあなたが直面している現実的な課題であり、それが解決する日まで、毎日頭から離れることはない問題ではありませんか。
知識を増やし、縁を増やし、新しいアイデアが生まれるかどうかが、この困難な時においても、うまくいく人といかない人との小さな違いです。小さな違いが大きな結果の差を生みます。そうした新しいアイデアのヒントが見つかるのが、次のNOTEマガジンです。
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