12月31日 From Data to Information Literacy 必要とする情報
おはようございます。いよいよ2021年も最終日。今年1年間、#ドラッカー #365の金言 とともに過ごしてきました。「ドラッカー365の金言」1冊から始まりましたが、結局は、ドラッカー全39著作のほとんどを入手市、学ぶ1年間となりました。己の経験や知見を振り返ると、まだまだと感じることも少なくなく、にもかかわらず、1年間お付き合いくださった皆様、本当にありがとうございました。
疫病蔓延2年目となった2021年ですが、ドラッカーに学んだことで、「すでに起こった未来」「自らをマネジメントする」「不意打ちを無くすリスク管理」という知見を学び深めることができたおかげで、疫病にパニックにならず、これからも継続的な付き合い方をせざるを得ないことを理解し冷静に過ごすことができました。
こうした疫病も、台風や地震と同じ自然災害で天の采配の1つである、という、ご先祖さま方が人間の無力さを痛感してきたことに思いを馳せ、便利な世の中となったことに感謝しつつ、こうした自然との戦いにおける「無常観」を思い出せたことも良き時間になりました。また、江戸時代や大正・昭和初期まで頻発してきた飢餓や疫病も無縁ではないぞ、という点も感じ入ったことです。
日常生活の中で、これまで想定外だったリスクが1つ顕在化した、ということがこの2年間においては学びとなりました。これも明日の行動指針を持ちつつも、外れた時のリカバリー、「すでに生じている変化を恐れるのではなく、変化に強味をマッチさせることが、予期せざるものを自らの優位性へと転換することができる」という教えは大いに支えになりました。
さて、本日 #12月31日 のテーマは、
#From_Data_to_Information_Literacy (訳:データから情報リテラシー(活用力)へ )
#知識労働者に道具は1つしかない 。
#情報である 。
情報とは組織を一体化させるものであり、かつ一人ひとりの知識労働者に成果をあげさせるものである。したがって、組織としても個人としても、いかなる情報を必要とし、いかにしてそれらを手に入れるかを知らなければならない。そして、それらの情報を主たる資源として体系化する方法を知らなければならない。
データ通から情報通へと進化するには、組織がいかなる情報を必要としているか、自分がいかなる情報を必要としているかという二つの問いに答えなければならない。
そのためには、第一に、自分の仕事は何か、何でなければならないか。第二に、自分の貢献は何か、何でなければならないか。第三に、組織にとって重要なことは何か、何でなければならないかを考えなければならない。(『明日を支配するもの』、eラーニング教材『データ通から情報通へ』)
ACTION POINT
あなたの仕事は何か、貢献は何か、組織にとって重要なことは何かを考え、
あなたと組織が必要としている情報は何かを考えてください。
経営者とナレッジワーカーのツールはただ一つ、「情報」です。
とはいえ「私たちが1日に受取る情報量は江戸時代の1年分、平安時代の一生分もある」そうです。
それだけ大量の情報を、成果や利益に結びつけられるように活用すること。
それが、これからのテーマと思います。
今日を変えていこう。愛を込めて。
1年間ありがとうございました。
また、お会いしましょう。