3月25日 From Legal Fiction to Economic Reality 経済連鎖戦略の一般化
おはようございます。今日も #ドラッカー #365の金言 よりスタートして参りましょう。
本日 #3月25日
テーマは、
#From_Legal_Fiction_to_Economic_Reality
そして、今日の金言は、
#事業活動の何をどこで行うか 。
これからは事業活動の多くのプロセスが、提携、合弁、アウトソーシングを基盤として行われる。グローバル経済では、事業展開は、所有権や支配権ではなく戦略を基盤として行われる。それらパートナーシップにおいては、経済連鎖全体の視点から戦略と製品企画を立てなければならない。
ある消費財メーカーでは、かつては内製率が高いほどよいとしていた。今日では常にどこで製造するかを考えている。最終組み立ては原則として消費国でアウトソーシングし、品質管理上、重要部品は場所を絞って内製している。ある重要部品は、ヨーロッパ向けとアフリカ向けのすべてをアイルランド工場で内製している。
こうして、あらゆる事業活動を経済連鎖の一環として世界中で展開している。(『明日を支配するもの』、eラーニング教材『データ通から情報通へ』)
ACTION POINT
先日、あるプリントをネットで依頼したところ、あっという間に郵送されてきました。住所を見ると同じ市内です。あれ?頼んだ企業は市内だっけ?とホームページを見たら東京都の企業でした。
受注→加工→印刷→納品、という一連のプロセスは、それぞれ分かれていて、文字通り
あらゆる事業活動を経済連鎖の一環として世界中で展開している、
ことを実感できました。地域で
今日のテキストは「明日を支配するもの」第1章 マネジメントの常識が変わる>第5の間違い〜マネジメントの範囲は法的に規定される〜35〜38ページあたりのところの引用なのかな?
とはいえ、2018年秋以降、米中激突し、ロシアのウクライナ侵略によって、世界は再び分断化。グローバル経済と合理化だけでプロセス展開する時代は一旦終了し、より良いサービス、プロセスを有する企業や地域に再び回帰し始めるのが、この2022年と思います。
とはいえ、「あなたよりも良い仕事を安くできる人はいますか?」とはなんとも刺激的な問いかけです。きっと世界中にたくさんいるでしょう。難民でも能力があれば企業幹部になれる国、それが日本です。
企業オーナーでない限り、一生安泰、ということは無くなりました。どうしたら、よりよく貢献できるか、努力が必要です。一方で、その努力はもう報われない、と諦める人も少なくありません。これ以上、この分野で努力しても展望がひらけない、という場面もあるでしょう。
行き過ぎた競争が、という反動もありましょうが、世界は、より美しいもの、より優れたもの、より正しいことへと動いていきます。イチローですら、いつまでも現役ではいられませんでした。
今日もやっていきましょう。愛を込めて。