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企業が収入を得るのは、コストの管理ではなく、富の創造によってである。 12月5日 Price-Led Costing 価格主導型コスト管理

#12月5日  火曜のランチタイム。
今日の #ドラッカー365の金言 、テーマは、
#Price_Led_Costing
#価格主導型コスト管理

今日のテキストも昨日同様、1999年初版の『 #明日を支配するもの 』第4章 情報が仕事を変える 2 組織が必要とする情報 131〜135ページより、eラーニング教材『データ通から情報通へ』より。

#ステルス値上げ について昨日も記しましたが、去年も記しておりました。 #ドラッカー はコスト管理からではなく、富を創造=イノベーションを起こして儲けろ、と記していました。ところが、90年のバブル崩壊以降、日本企業はイノベーションよりも安易に実行できるコスト管理に取り組み、最後は人件費削減まで手をつけ、工場を外国へ移し、雇用を失わせ、従業員の可処分所得減少に30年間も努力してきたわけです。

さすがに、就業世帯にとって、株主重視で働く自分たちの取り分が伸びないという歪みから生まれた不満は抑えきれず、現在の政治不信、政府・行政への不満・不信へとつながっています。

「働く人、特に、若い人の可処分所得を増やせ」という主張する国民民主党や10月17日にできたばかりの新党・日本保守党への支持が集まり、「増税メガネ」と称される与党・自民党の支持率は下がるばかりです。

選挙ドットコムちゃんねる 23年11月調査より

さすがに給料を増やせ、と政府も企業に要求し、従業員の待遇改善に経済団体も協力する向きとなりつつあります。

問題は「富の創造」。
これは政府に頼ることはできません。
個々の企業が努力する問題です。
ところが、肝心の人材投資を怠り、費用を減らし続ければ、創造性は失われたままでしょう。確かに、金かければなんでもできるというわけではないですが、富の創造に必要なコストすら削減し、失敗を許さない社風となっていれば、新しい創造が生まれにくい環境となります。それが30年近く続いている、ということなのかもしれません。

少子高齢化、人口減少という現象でありながら、企業は国を富ませるイノベーションを創造し続けることが必要です。午後からもやっていきましょう。

“The problem is not with technology. It is with mentality.“
#問題は技術ではない#ものの考え方#メンタルである 。)

#あなたの組織ではコスト主導型の価格設定を行なっていますか
#それとも価格主導型のコスト管理を行なっていますか
#顧客価値の創造と価格主導型のコスト管理につとめてください


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