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組織改善コンサルにあたって社内リーダーが私に示してくれた姿勢に感謝。 10月3日 Decision Making 意思決定と妥協


#10月3日  火曜日のお昼になりました。さて、今日の #収入を増やすための #ドラッカー #NOTEマガジンも #ドラッカー365の金言 のテーマから。

今日のテーマは、
#Decision_Making (意思決定)
#意思決定と妥協

今日のテキストは、昨日の続き。以下のリストの3番目の部分です。

1、問題が一般的であり、そして、それは一定の法則ないしは原則を確立するような決定を通してのみ解決されうるということを、はっきりと認識すること。
2、問題に対する解答が満足させなければならない要件、つまり、<限界条件>をはっきりと定義すること
3、<正しい>解答は何かということ、すなわち、決定が受け入れやすいようにするために必要な妥協であるとか、適応であるとか、譲歩であるとかいったような事柄に留意する前に、要件を完全ん位満足する解決策は何かということを考え抜くこと
4、決定それ自体のうちに決定を実施に移すための方策を組み入れること。
5、決定の妥当性と有効性を、現実の成り行きに照らして検証するための<フィードバック>を設けること

#経営者の条件 1966年版 227ページより

 現在取り組んでいる某社へのコンサルについて、同社リーダーから事前に次のように話してくれました。

「あなたが正しいと思うことを報告してください。耳の痛いことだから、とか、こんなこと書いたら契約に支障があるのでは?、こんなことを報告したらあなたの助言が受け入れられないかも?、などの忖度や手心は不要です。正しいと思うことが知りたいのです。私たちもさらに良くなりたいのです」。

図らずも、このリーダーの姿勢は、GMのスローン会長がドラッカーに語ったのと同じ姿勢でした。

おかげで某社へのコンサルティングは、改善する、という軸がはっきりして進めやすくなりました。「こんなことを提言したら、A氏は嫌な顔するだろうな」的な余計な手心や妥協することなく、何が正しいか、何が良いか、について、全力で取り組めています。

士業の方は、経営者や経営幹部に対して「このようなことを言えば、来月の契約は切られてしまうかも」という忖度がどうしても出てしまいます。なぜなら、契約が切られてしまう=喰えなくなる、という心配が先に立ってしまうからです。

ですから、「忖度なしに、純粋に、正しい組織、いい会社にしていきたいから、あなたが信じたことをそのまま書いてほしい、助言してほしい」というこの企業の姿勢は、間違った決定を避けるためには必要な姿勢と思います。

経営者もリーダーも褒められたいものです。その中で、士業の方や外部コンサルとなりますと、直球で、経営者に耳に痛いことを語りにくいものです。批判に取られてしまうからです。言い方もあるでしょうが、現場の方々と一緒に悩み、考えながら、愛ある助言と「よくなる文化」を組織に持ち込むことができる存在として、これからも多くの組織の皆さんといい仕事を積み重ねていければと思っています。

それが結果的に成功へとつながっています。

これからもドラッカーの考え方を使って、収入増を実現する方法をご紹介します。参考にされたい方は、ハートマーク、フォローもよろしく。コメントもいただけると嬉しいです。それでは、今週もごきげんよう!

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