4月30日 雇用不安の害
おはようございます
昨日の続きです。
#ドラッカー #365の金言 #4月30日 #雇用不安の害 #雇用不安が社会を不安定化する
このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。
“汝の時間を知れ“ ドラッカー
上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。
編者のマチャレロ教授は
“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“
と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。
著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。
今日のテーマ:雇用不安の害
今日のアクションポイント: #常に最先端の知識を手に入れてください #あなたの市場価値を高める経験や教育機会を提供してくれない組織ならば転職を考えてください
経済的な不安ではなく、心理的な不安が社会を不安定化する。恐怖をもたらす。
ドラッカー博士はこのコロナ禍で不安渦巻く状況をまるでご覧になっておられるよう。
しかも、その恐怖は未知にして予測不能なものであるが故に、生贄と罪人を求める。
なるほど。五輪を前に生贄と罪人として誰かが吊し上げられる、というのでしょうか。。。予言的です。
今日までのリーダーが、明日は吊し上げられる、ということも、起こり得ます。
今、菅首相や都道府県知事、尾身会長などは危険を感じているのかもしれませんね。当初対策は万全で大丈夫、と言っていたのが、ズルズルときて、3度目の緊急事態宣言。感染者数増大との因果関係はないのに、若者に外出自粛や商いの自粛まで求める、という「協力要請」という名の命令に、テレワークできず出社しなければ仕事ができないエッセンシャルワーカーや被害を被っている観光業・運輸・飲食・卸売など業界からは、年末からの給付金すらまだ届いていない、と怒りのマグマが今にも吹き出しそうです。
いや、もう噴き出ています。
なんのための自粛か。補償もしないのに命令とはなんなんだ。
さらに、酒の販売自体を禁止するとかしないとか、、、
混乱の元は、大衆の心の奥底にある借金、倒産、失業、雇用不安に対する恐怖です。ドラッカー博士は言います。
雇用対策こそ早道である。雇用不安さえ取り除くならば、社会、企業、働く者のニーズからして、企業は社会的機関として立派にその機能を果たしうる。
そこをケアしないことには、暴動になりかねない。そして、暴動を喜ぶのは、周辺国家でしょう。彼らの悪意も見逃せない、そんな国際状況がある。
親米、親中、親ロシア、親韓など国際状況に対しては、私たちは無力で、何も為すことができない。自己を超えた存在に委ねるしかない。まだまだ一波乱ありそうです。
とはいえ、今日で早いもので4月も終わり。明日から5月です。やっていきましょう。