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7月21日 社会的イノベーション Innovation in Public-Service Institutions

おはようございます。

#ドラッカー #365の金言 #7月21日 #社会的イノベーション #Innovation_in_ Public_Service_Institutions 
#これまでの社会的イノベーションのほとんどは関係者以外かなんらかの破局によってもたらされている

このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。

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“汝の時間を知れ“ ドラッカー


上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。

編者のマチャレロ教授は

“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“

と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。

著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。

今日のACTION POINT

#あなたが関わりを持つ社会的機関で昨日と同じことしかしない官僚主義と戦ってください

#社会的・技術的・経済的な変革をもたらす新しいことを始めてください

今日のテーマは「社会的イノベーション」とありますが、原題は、Innovation in Public-Service Institutions なので、「公的サービス機関におけるイノベーション」ということになろうかと思います。

実際、今日の元となっている内容は、「イノベーションと企業家精神」の中の「14章 公的サービス機関の企業家精神」301〜317ページと17ページものスペースを割いて語られているので「公的サービス機関」を「社会的機関」に変えた本書の翻訳意図がよくわかりません。

「公的サービス機関」を「社会的機関」というまとめ方にしたのはなんでだろうね?

まあ、そんなことはどーでもいいかも。

サブタイトルにある「社会的イノベーション」って言うのも誤解を招くね。だって、原文はこう。

Most innovations in public-service institutions are imposed on them either by outsiders or by catastrophe. (公的サービス機関のイノベーションのほとんどは外部の人間かあるいは大災害によってもたらされたものです)

つまり、公的サービス機関は、自らイノベーションはできない、内部からのイノベーションは起こせない、という内容です。これに経団連スタッフの上田先生は困ったのかな(笑)。

なぜなら、経団連、という公的サービス機関自体、イノベーションを起こせているのだろうか?って話につながってくるわけですよ。

官僚制度の批判者たちによれば、公的サービス機関が企業家精神とイノベーションに抵抗するのは、臆病な官僚、給料分だけ働いたことのない日和見主義者、あるいは権力に飢えた政治屋どもが原因である。(中略)もっとも起業家的な人たちでさえ、公的サービス機関、特に政府機関の経営管理を引き受けると、もっとも悪しき日和見的官僚や、権力に飢えた政治屋どものように振る舞うようになるのである。(「イノベーションと企業家精神」303ページ)

上場企業らの利益団体として、政治的圧力団体として存在している経団連も、いつの間にか官僚主義に陥ってはいないか?と言うドラッカー先生からの問いかけ?ってこと?それは考えすぎかもしれないけれどね。

知らんけど。

今日もやっていきましょう。

実践などはこちら↓


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