学問に騙されていないか? 陳腐化する知識への投資ばかりであなたは幸せになるのか? 5月8日 Price of Success in the Knowledge Society 知識社会化の代償
本日のテキストは、2002年発刊の『ネクスト・ソサエティ』第Ⅰ部 第3章 雇用の変貌>成功の代償(28〜29ページ)から。
知識は陳腐化する。古い知識だけではやっていけない。だから、一生涯勉強し続けろ、という。いやーこれって確かにそうだよな、と思う反面、まさに50代の私にとって痛い提言ですし、AI導入によって、事務職の人たち全員が将来の雇用について考えるタイミングになってくるんじゃないかな。
例えば、宮大工の職人技は陳腐化しない。仏様を作れる仏師の技は年数が経てば経つほど上達していくし、すきやばし次郎の親方のような寿司職人は高齢だが、いや、高齢ゆえにその技が珍重され、高額にも関わらず誰もが喜んでその技に大金を払う。富士山を描き続けた北斎は、晩年の作品の方が優れている。こうした事実があるにも関わらず、なぜ職人ではなく事務職サラリーマンになりたがるのか。
「大学に行かないと、いい職に就けないというのは幻想で、大学は詐欺だ」というアメリカの論破王のチャーリー・カーク。
陳腐化が激しい知識に投資し続けるのは、もはや合理的でないかもしれない。
都市部では、我が子の小学校受験、中学受験にとんでもない金額を投資し続けているが、それがとんでもないストレスを与えているし、大半の投資は無駄になる。
たとえ著名校に入学でき、その後幸運にも大企業に就職できたとしても、そこから彼or彼女が知識のみならず人格教育へ投資をし続けなくてはならない道です。
我々は、陳腐化が激しい知識投資に偏り過ぎており、陳腐化しない技や術に投資すべきタイミングではないだろうか。
本日 #5月8日 水曜日はスイスイすいの
#ドラッカー #365の金言
本日のテーマ:
#Price_of_Success_in_the_Knowledge_Society ( #知識社会における成功の代償 )
#知識社会化の代償
今日の金言:
#失敗に対する恐怖が社会の隅々に浸透した 。
ACTION POINT:
#仕事以外の関心事を急いで育ててください 。
今日も雨ですが、やっていこうと思います。
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