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5月10日 Sickness of Government 政府とのロマンス

おはようございます。本日 #5月10日  
テーマは、 #Sickness_of_Government (政府の病患)
#政府とのロマンス

そして、#ドラッカー #365の金言  

本日の金言は・・・

#別れたわけではないが政府とのロマンスは終わった

1918年から60年までの期間ほど、大衆と政府との間に深い愛情関係が存在した時代はなかった。必要なことはすべて政府に任され、政府に任せればすでに仕事はなされたも同然とされた。
しかし、ようやく今日、われわれの態度も変わりつつある。政府に対し、懐疑と不信を募らせつつある。たとえ習慣からにせよ、われわれは依然として社会的な課題を政府に任せている。そして政府は、相も変わらず失敗したプログラムを手直ししている。その挙句、プログラム自体に悪いところはなく、手続きを変えれば事態を改善できるとしている。
しかし、いかにわれわれであっても、3度目の手直しともなれば約束を信じることはできない。もはや政府に成果を期待してはいない。アメリカや国連の開発援助プログラムが、世界中で経済発展をもたらすと本気で信じている者が一人でもいるだろうか。
あのように長く続いた政府とのロマンスも、いまや、長引かせるのはよくないと知りつつも、やめるにやめられない疲れた中年の愛のごときものになっている。
(『断絶の時代』)

『断絶の時代』

ACTION POINT

#新規予算を必要としない社会政策プログラムを考え
#地元選出の国会議員に示してください

今日のテキストは、『断絶の時代』 10 政府の病患 280ページより。

米国に比べればまだマシだと思うし、行政の方々はみなさん、よくやってくだ去っている、と思ってきました。
ただ、やはり感染症蔓延での対応、そして、2月24日からロシアが始めたウクライナ戦争に対して、わが国の防衛体制を削減しようとする財務省の最近の動きを見るにつけ、ようやく、「ああ、これは政府に任せておいては、また敗戦の憂き目に遭ってしまうんじゃないか?」いや、もっとヤバい!と危機感を感じています。

なんというか、行政の対応に、無責任さだったり、責任回避の公務員根性を感じるからです。だから、利潤動機さえなくせば、民営化してもうまくいくという言質を信じた。だが、、、

3〜40年前、国家と恋に落ちていた世代は、愚かにも政府は経済的なものと信じていた。利潤動機をなくすことはコストを減らすと思われていた。まず、これはお粗末な経済学である。

『断絶の時代』303ページ

派遣会社が跋扈し、土建会社が利益度外視して、地元の国道県道始動にかかわらず雪かきにせいを出してくれていたのをぶっ壊し、かえって不自由に。

全て財務省が悪いとは言わないが、悪いよ。

中共から台湾・尖閣・沖縄への侵攻危機だけでなくロシア、北朝鮮から北海道への侵攻が心配になる中、財務省がしてきたことは、あらゆる分野で金を出さなくなったこと。それが、国防を弱体化させ、国益を毀損してきたことが明らかになった。

日米安保がなければ、横田、座間など米軍基地が無ければ、わが国は間違いなく侵略されていた。

政府(ガバメント)の目的は統御(ガバーン)することである。

同書、308ページ

政府、という統御できない組織のマネジメント方法が求められている。再民営化が答えなのだろうか?国鉄、NTT、JALは成功したかもしれない。しかし、水道は、過疎化する社会の中で、地方自治体に背負わせるのは重荷すぎるだろう。むしろ、再度国営化すべきではないだろうか。水がなければ誰も生きていけないのだから。中央政府と地方自治、そして、民営化、地方公務員など疲弊した組織をあらためて見直したいですね。
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