11月16日 The Right Organization 組織構造の適切さ
おはようございます。今朝も #ドラッカー #365の金言 で人生と経営を深めていきましょう。
本日 #11月16日 のテーマは #The_Right_Organization
#自然発生的に生ずるものは混乱・摩擦・不手際だけである 。
一世紀前のマネジメントの先駆者たちは正しかった。たしかに組織には構造が必要である。しかし彼らが、組織の正しい構造は一つであるとしたことは間違いだった。マネジメントは、正しい構造を追求する代わりに、仕事に合った構造を探し、つくり、確認していかなければならない。
組織構造にはいくつかの守るべき法則がある。第一に、組織は透明でなければならない。誰もが自らの働く組織の構造を知り、理解できなければならない。第二に、最終的な決定権をもつ者がいなければならない。第三に、権限には責任がともなわなければならない。第四に、誰にとっても上司は一人でなければならない。
これらの原則は建築基準に似ている。いかなる建物を建てるべきかは教えない。制約条件しか教えない。(『マネジメント-課題・責任・実践』1974年版 下巻 234ページより、『明日を支配するもの』9ページより)
ACTION POINT
#あなたの組織構造は透明でしょうか 。
#決定権の所在は明らかでしょうか 。 #権限には責任がともなっているでしょうか 。 #誰もが上司は一人だけでしょうか。
ホワイト企業を研究していたときに、組織構造をあれこれ弄って、これがいいとか悪いとか、語っていた。今から思えば、その議論が有益なものだったのか疑問だった。ピラミッド型、フラット型などさまざまな組織構造についてあーでもない、こーでもない、と語り合っても、そこに答えはない。
なぜなら、組織構造は戦略によって決められるからだ。組織機構は、組織が目標を達成するための手段である。
「我々の事業は何か。どうなるであろうか。どうあるべきか」という問いに対する答えから組織の構造・人員配置・活動が決まっていく。そして、活動を活発に遂行するためには、どのような組織構造が望ましいものであるか、が決まっていく。全ては目的から始まるんじゃないかな。
ということで、組織構造をいくらいじったところで、ホワイト企業にはならないよ、ということが学びとなりました。今日もやっていきましょう。
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