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2月23日 The New Tasks of Government 政府の課題

徳仁天皇様、お誕生日おめでとうございます。様々課題はあるものの、日本国が弥栄に続きますよう引き続きよろしくお願い申し上げます。

今日の #ドラッカー365の金言 テキストは、#ポスト資本主義社会 (1993年版)>第7章 #グローバリズム#地域主義#部族主義#テロの防止#グローバルな軍備管理 (249〜252ページ)より。

ドラッカーは同書の中で、私兵の復活の阻止、テロ行為の根絶、グローバルな軍備管理を訴えていますが、私兵どころか、ロシアによるウクライナ侵略が明日の2022年2月24日から早3年。

今月18日からサウジアラビアの首都リヤドで、米国とロシアにより、ウクライナ紛争停戦などを協議する初の高官会合が開かれました。

サウジが仲介役となることで、国際的ポジション向上を図っているといわれます。トランプ・米大統領は、ゼレンスキー・ウクライナ大統領を独裁者と非難し、プーチン・ロシア大統領寄りの終戦処理案でまとめる方向にあるそうです。

流石に、ロシアが占領国であり、被占領国であるウクライナなのに、その被占領国の大統領であるゼレンスキー氏を米国が非難する。ちょっとよくわからないロジックに感じます。


さて、本日のドラッカー提言「The New Tasks of Government」のAI和訳です:


政府の新たな任務
新たな任務には、異なる形態の政府が必要となる。


新たな任務はいずれも、政府の役割が少なくなるのではなく、より多くを必要とする。しかし、それには異なる形態の政府が求められる。最大の脅威は、人間の居住環境への損害である。環境保護に次いで重要なのは、私設軍の復活を阻止し、テロリズムを根絶するための越境的な行動と機関の必要性の増大である。
テロリズムは、非常に小さなグループであっても大国を効果的に脅迫できるため、ますます脅威となっている。核爆弾は、大都市のロッカーやポータルボックスに簡単に仕掛けられ、遠隔操作で爆発させることが可能だ。同様に、炭疽菌の胞子を含む細菌爆弾も、数千人もの人を殺し、大都市の水供給を汚染して住めない場所にすることができる。このテロリズムの脅威を制御するためには、一つの主権国家を超えた行動が必要である。必要な機関の設計はまだこれからの課題であり、それらが発展するのにかかる時間も同様である。国家政府がこうした機関やその決定に従属することを受け入れるには、大きな災害が必要になるかもしれない。

行動ポイント:
あなたやあなたの企業にとって重要な業界全体の取り組みに参加し、核テロと闘う国際原子力機関(IAEA)のような多国籍グループと協力する。


ドラッカーは、

新たな任務には、異なる形態の政府が必要となる。

として、国以外の連合政府、すなわち、国連に大いに期待を寄せていたと思います。

ところが、ゼレンスキー大統領が2023年3月23日、オンラインで日本の国会演説で以下のように語りました。

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