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あなたよりもよい仕事を安くできる人はいますか? ならばどうする??  3月25日 From Legal Fiction to Economic Reality 経済連鎖戦略の一般化

3月25日 月曜日です。先週ソウルで開催されたMLBパドレスvsドジャースの第二戦直前に明らかになった水原一平通訳のギャンブル事件は、野球ファンだけでなく多くの日本人に衝撃を与えました。果たして事件はどうなっていくのか、MLBも本格調査を始めたというので、ゴシップ記事に惑わされず、何が起こっていたのか、注目していきたいところです。

ところで、今日の #ドラッカー365の金言 テーマは、
#From_Legal_Fiction_to_Economic_Reality (法的なフィクションから経済的現実へ)
#経済連鎖戦略の一般化

今日のテキストは『明日を支配するもの』34〜39ページ からではないかと思います。


グローバル経済では、事業展開は、所有権や支配権ではなく戦略を基盤として行われる。

これまではトヨタなど大企業に代表されるピラミッド構造のもと、多くの専門ベンチャーや中小企業が支配される、という構造になっていました。

元請けー下請けー孫請け という構造です。

ところが、すでに、グローバル経済では、キャスティングボードは、ベンチャーに移っている。

技術は専門ベンチャー。だが、パートナーシップとして化学品メーカーや医薬品メーカーやIT企業との合弁という形態が当たり前となっています。

話題のChatGPTなどAI開発で著名なOpenAIはマイクロソフト始め多くのメガIT企業からパートナーシップを得ています。

昨年11月、OpenAIのアルトマンCEO解任騒動で、メガIT企業側の方が翻弄されるというシーンがありました。

GAFAといえども、技術力のある専門ベンチャーのマネジメントに右往左往させられました。

国境を超えて研究開発、設計、エンジニアリング、試験、生産、マーケティングを行うグローバルなシステムとして経営している。

『明日を支配するもの』、41ページより

さらに、グローバル経済は、本社がバーチャルである、というリモート組織をも生み出しています。今や暮らしは日本で、でも、仕事は他国のIT開発を担当している、みたいなビジネスパーソンも増えていますし、専門家を雇いたい、という企業をクライアントにしているマーケッターも少なくありません。国内企業が縮小する一方で、成長市場へシフトするのは当然のことと思います。

#事業活動の何をどこで行うか
#あなたよりもよい仕事を安くできる人はいますか
#もしいるのであればあなたの能力を伸ばすための計画を立ててください

今週もお元気で!やっていきましょう。

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