乱気流再び。12月2日 Turbulent Times Ahead 乱気流時代の到来


#12月2日 #Turbulent_Times_Ahead
#乱気流時代の到来

今日のテキストは、1979年第2次オイルショック後の1980年に刊行された #乱気流時代の経営  序文 1980年版では14〜18ページより。

「乱気流の時代にあっては、自らの属する組織体の生存を確実なものとし、いかなる打撃にも耐えられるように、その組織構造の健康と活力を保持し、いかなる急激な変化にも適応し、いかなる好機をも逃がさないようにすることこそ、経営管理者の第一の責務だからである。」

同書、14ページ

本書は、借金してレバレッジで、という時代に、現在の「キャッシュフロー経営」をすでに説いていた先見性ある一冊、と言われています。また、人口構造の変化と東西冷戦終了を見越したグローバル経営のすすめを説いています。

おはようございます。このNOTEは、読むだけで世の中の課題を #ドラッカー #365の金言  を使って、解決できる、そんな知力を鍛える教育エンタメNOTEです。

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さて、

こちらでは、地に足をつけた、私の体験や学びから得た
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データを元に、具体的な解決案を記した回は特に人気です。読者の方からのリクエストにも答えています。最近は、特に、感性の高い優れた女性経営者の方、癒しビジネスに携わる女性マーケッターの方々からご愛読頂いています。「こういうのが知りたかった」という声も頂戴し、励みになっています。よかったらぜひお読みください。毎週木曜日にはFBにて読者との交流会も行なってますので、この機会にぜひご購読ください。今日もあなたが良くなりますように。

 さて、感染症、そして、欧州戦争によって燃料費、電気代、食糧の高騰という、1970年代以来のインフレの到来、一方で、米中激突と再びの欧州戦争危機によるグローバル経営からブロック経済を前提とした経済へのシフトを迎え、右往左往しながら対処する我々は、今再び、乱気流時代が始まったことを感じています。

そして、カタールW杯大会におけるわが国のナショナルチームの活躍もまさに乱気流時代を象徴するものかもしれません。人口という点でもインドが最大となり、中東・インド・東南アジアといった資源と人口を持ったエリアの成長が著しく、本格的にアジア時代の到来を感じさせるこの12月になりました。今日は気温も下がり、風も強い1日になりそうです。

今日もやっていきましょう。

#乱気流時代におけるマネジメントの最大の責任は自らの組織の生存を確実にすることである


 乱気流時代にあっては、組織のマネジメントにとって最大の責任は、自らの組織の生存を確実にすることである。すなわち組織の構造を堅固にし、打撃に耐えられるようにし、急激な変化に適応し、新たな機会を捉えることである。乱気流は不規則であって、非線形かつ不連続である。しかし、その底辺にある原因については、分析し、予期し、コントロールすることができる。
 マネジメントに携わる者が対処することができ、しかも対処しなければならないものは、乱気流の最大の原因である人口構造の変化、とくに先進国における変化である。
 人口構造の変化は、すでに世界経済のありようを変えた。資本による支配を目指してきた従来型の多国籍企業に代わり、グローバルな生産分担に基盤をおくグローバル企業が世界経済の主役となりつつある。
 人口構造の変化は、新たな消費市場を生み、旧来の消費市場を再編しつつある。労働市場を多様化しつつある。一方において定年の考え方を吹きとばし、一方において長期的視点からの労働力の再編を必然としつつある。

(『乱気流時代の経営』)

ACTION POINT
#組織を襲いつつある乱気流の原因が何かを考えてください
#その対応策を考えてください

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