3月9日 中核たるべきイノベーション
こちらの続きです
#ドラッカー #365の金言 #3月9日 #中核たるべきイノベーション #今日の常識が明日の非常識となる
このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。
“汝の時間を知れ“ ドラッカー
上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。
編者のマチャレロ教授は
“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“
と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。
著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。
今日のテーマ:中核たるべきイノベーション
今日のアクションポイント: #あなたやあなたの組織に硬直化の危険はありませんか ? #体系的にイノベーションを行なっていくための方策を考えてください
さて、我々は、もはや表面上で対処できるのでなくて、深いレベルで変化しなくてはならない、そんな時代に入ったということです。医薬品メーカーは製品の4分の3を10年ごとに入れ替えなければ生き残れないというし、イノベーションをマネジメントの中核に位置付けて、硬直化せぬように意識してイノベーションを実践せよ、と説く。
20年前、ナポレオン・ヒルなどの講演家は、講演をビデオテープに収録して販売していた。しかし、現在では、講演家は、YouTubeにアップして、無料でノウハウを公開。それを観た人の中から、さらに一緒に学びたい、一緒に伴走してほしい人を募り、より真剣な方に対して有料で教育する、というやり方へとシフトしている。
逆にいうと、10年前、20年前と同じやり方で商売している業界は、オイシイ市場だ。なぜなら他業界で起こった、劇的な変革前だからだ。そこに参入していけば、一気に市場を獲得できることも夢ではない。
ドラッカーは説く。
技術変化が劇的ではなく人目を引かない事業ほど、組織が硬直化する危険が大きい
そういう硬直化しかけた業界こそ、起業家にはチャンスがある。
今日もやっていきましょう。