6月24日 都市の文明化
おはようございます。
#ドラッカー #365の金言 #6月24日 #都市の文明化 #Civilizing_the_City #NPOだけが市民のための都市コミュニティを作る。
このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。
“汝の時間を知れ“ ドラッカー
上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。
編者のマチャレロ教授は
“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“
と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。
著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。
今日のテーマ:都市の文明化 Civilizing the City
ACTION POINT: Reflect on how your favorite nonprofits can help create new communities in cities.( あなたの好きな非営利団体が、都市における新しいコミュニティの創造にどのように貢献できるかを考えてみてください。)
#あなたが参画しているNPOが都市コミュニティをつくるうえでどのような役割を果たせるか考えてください 。
都市の文明化は、世界各国、特にアメリカ、イギリス、日本などの先進国において、今後ますます重要な課題となるでしょう。しかし、世界の主要都市が必要とする新しいコミュニティは、政府も企業も提供できない。
世界の主要都市が必要とする新しいコミュニティとは?
ソーシャルセクターだけが、今必要とされている、市民のためのコミュニティ、特に先進国社会を支配するようになった高学歴の知識労働者のためのコミュニティを作ることができる。
“高学歴の知識労働者のためのコミュニティ“
というのだが、どうでしょう?
例えば、今回のような感染症の流行時において、あながち陰謀論、とは思えない情報がSNS上に流通しました。
例えば、今話題になっている「武漢起源説」です。
今回、職場や地域コミュニティから断絶され、恐怖を煽るようなマスメディア報道に晒されました。何が本当かわからず、先が見えない不安の中で、さまざまな人がさまざまなことを語り、米大統領であってもその言論が制限されるという異常自体。
大統領の発言すら封じられるのですから、一般人の自由なんてものは最も簡単に制限されるんだな、と判明した1年でもありました。
ところが、今(2020年5月以降)になって再び「武漢起源である」とする識者の発言や報道が増えています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9bb61151d22c238dd93993c070a2851f8f6a72a0
これも情報操作なのでしょうか。それとも「真実」なのでしょうか。
ジョン・レノンが71年に発表した名作「イマジン」の中に「ギミ・サム・トゥルース(真実が欲しい)(Gimme Some Truth )」という曲があります。
2020年10月、この曲をメインタイトルにしたレノンのベスト盤が発表されました。
神経質で、近視眼的で、偏狭な偽善者から物事を聞くのは疲れた、うんざりだ。誰か真実をくれ。(Gimme Some Truth 歌詞より)
と歌うレノンの気持ちが、この時期大いに共感できる。
プロデュースはオノ・ヨーコ。コロナ騒動、BLM騒動、大統領選挙で分断と混乱の米社会の中で発したメッセージ。さすがのセンスです。
現在、真実を確認するための組織「ファクトチェック機関」が世界中にあるそうです。
ウィキで紹介されている日本のファクトチェック機関はいずれも一般社団法人、つまり、NPOのようです。
ま、だけど、ドラッカーの想定していた未来は、こういう非営利組織を求めているってことはないと思うんですよ。あまりにも酷くなっているメディアによる誘導、洗脳による社会破壊行為に対して、ファクトチェック組織が生まれた、ということなだけで。
今日もやっていきましょう。
追伸
ドラッカーの知見から学んだら、次は実践。そのプロセスを有料NOTEマガジンでは紹介しています。
「どうすれば、今の状況をもっと良くできるか」
長引くコロナ禍によって、自身や企業パフォーマンスが不調に陥ってしまった場合、孤独に改善への道筋を見つける作業は容易いことではありません。
これこそ、経営者のあなたが直面している現実的な課題であり、それが解決する日まで、毎日頭から離れることはない問題ではありませんか。
知識を増やし、縁を増やし、新しいアイデアが生まれるかどうかが、この困難な時においても、うまくいく人といかない人との小さな違いです。小さな違いが大きな結果の差を生みます。そうした新しいアイデアのヒントが見つかるのが、次のNOTEマガジンです。
それだけではありません。読者特典として、毎週木曜日21時から読者交流会も開催していますから、交流にもつながります。今すぐご購読を。