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3月28日 Information for Strategy 戦略の基盤としての情報

おはようございます。今朝も #ドラッカー #365の金言  よりスタートしましょう。

本日 #3月28日  テーマは

#Information_for_Strategy  

#戦略の基盤としての情報

そして、今日の金言は、

#プロフィット・センターとは不渡りではない小切手を切ってくれる顧客だけである


 戦略は情報を基盤とする。市場、顧客、ノンカスタマー(非顧客)、技術、国際金融市場、グローバル経済についての情報を基盤とする。それら外の世界が、事業活動の成果が生まれるところである。組織の中にはコスト・センターがあるにすぎない。
 変化は組織の外で起こる。小売業は自社の店舗で買い物をする人たちについては多くを知ることができる。しかし、いかに繁盛したとしても、その顧客は膨大な市場の一部にすぎない。圧倒的多数がノンカスタマーである。そして、基本的な変化が始まり、それが重大な変化に発展していくのは、彼らノンカスタマーの世界においてである。
 同時に、この50年間において、産業そのものを変えた重大な技術のうち少なくとも半分が、それぞれの産業の外部で生まれたものだった。(『明日を支配するもの』)

ACTION POINT 


#市場#顧客#ノンカスタマー#技術など 、


#事業環境についての情報収集システムを構築してください

本日のテキストは、『明日を支配するもの』(1999年発刊)第4章情報が仕事を変える>2、組織が必要とする情報>成果が生まれるところ(143〜144ページ)より。

まさに、ロシアのウクライナ侵略では、ロシア?が発する偽情報、陰謀論に飛びついてしまう人が後を立たない。国家安全保障の情報と経済情報とは異なるのであろうが、ビジョンを打ち立てて経営している経営者や経営幹部たちは、自らのビジョンや組織の世界観に心を取られてしまい、外部で起こっている事象を無視したり、正しく認識できない状況に陥ってはいないだろうか?

己の思惑ばかりを優先し、市場の動きを無視した投資家は大損して退場せざるを得なくなるのと同じである。

外部で、市場で、顧客は、取引先は、どう感じているのか、何が売れていて、何が売れてないのか、そして、これから何が流行りそうなのか、起こってきそうなのか、そのあたりの正確な情報入手経路を磨かなくてはならないだろう。

まさか、日経だけ読んでてそうした感度の高い情報が入手できる、とは思っていませんよね?

 私は、日本が今日の問題に独自の解決策を見出し、近代的ではあっても西洋的ではない日本として、この転換期を乗り越え、再起することを期待している。(中略)とりわけ世界は、日本の雇用主、特に大企業がこの50年間に実現しようとしたもの、すなわち成果を上げる機関であるとともに、個々の人間にとってコミュニティでもある組織を必要としている。私は21世紀の日本が、あの日本に特有の社会的な調和、「和」を発展させていくことを願う。(同書、日本の読者へより)

今日を変えていこう。愛を込めて。

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