5月17日 The Corporation as Confederation 2つのネットワーク型企業
おはようございます。今朝も #ドラッカー #365の金言 からスタートしましょう。その前にこちらもどうぞ。
本日 #5月17日 です。今日は #生命・きずなの日 です。 #臓器提供者 の家族の方々がドナーへの理解を深めるために定めたそうです。臓器移植とは、重い病気や事故などにより臓器機能低下した人へ、他者の健康な臓器と取り替えて機能を回復させる医療のこと。希望して待機している人がおよそ15000人いるそうです。どうすればいいか、現状では判断がつきかねますので、知ってから判断したいものです。
さて、本日のテーマは #The_Corporation_as_Confederation (連合としての企業)、#2つのネットワーク型企業
そして、本日の金言は、、、
#企業構造はネットワーク型へと進化する 。
ACTION POINT
#あなたの組織やあなたの競争相手はGM型を目指していますか 、
今日のテキストは、『ネクスト・ソサエティ』第Ⅰ部 第5章 企業のかたちが変わる>企業体から連合体へ 49〜51ページ より。
GMは、株式の過半数分を出資し子会社化して、という企業体から、デルファイという部品調達会社を作り、組み立てする経営スタイルにした。出資はしないが、マネジメントする、FCみたいな連合体へとシフトしつつあるという。トヨタはコア・コンピタンスを中心とした事業見直しを進めている。協力会社のマネジメントに関与し、コンサルティングを条件に部品調達契約するスタイルだという。
GMは、消費者の嗜好に合わない自動車を生産し続け、在庫を膨らませ、資金繰りが悪化したところに、次々に危機が訪れる。2001年の911、2005年10月中旬にデルファイは経営破綻。親会社GMの支援のもとに経営立て直しが進められるも、2006年のサブプライムローン金融危機、さらには巨額の年金、退職者医療債務により債務超過。ついに2009年6月経営破綻。国有化。2009年9月新生GMとして再スタート。
トヨタと異なり、短期的な成長ばかりを追いかけて、外部からの助言は拒否するというGM経営陣の姿勢が経営破綻を招いたように思われる。
ドラッカーも1946年「会社という概念」を通じて、GMにコンサルティングを行なったものの彼の助言は当時のスローン会長には受け入れられなかったと記している。
というわけで、今日もやっていきましょう。