7月7日 顧客価値の創造 Creating Customer Value
おはようございます。今日は七夕ですね。
#ドラッカー #365の金言 #7月7日 #顧客価値の創造 #価値を増大させない活動を廃止しても顧客が失うものはない #Creating_Customer_Value
このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。
“汝の時間を知れ“ ドラッカー
上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。
編者のマチャレロ教授は
“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“
と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。
著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。
今日のACTION POINT
さて、最近の朝の楽しみといえば、大谷選手のホームラン。
朝起きて、スマホ見ると、大谷選手ホームラン!というニュース。
よし、今日もがんばろっていう生活のリズムにされている人も少なく無いのでは?
そんな大谷選手のホームラン数が31本(現地7月4日現在)と松井選手の年間最多記録に並んだということで、このペースでいくと年間60本も夢ではない、と明るいニュース。嬉しいですね。
今日のテーマでいえば、MLBという野球の最高峰リーグで活躍する大谷選手は「元気を与える」という価値を創造している存在、とも言えるでしょう。
面白いことに、彼は投手としても、そして、打者としても、そして、走塁の面においても、全て高いレベルで実践しているからこそ価値がある、と考えられていることです。
じゃあ、その価値はいくらか?って価値=マネーに換算されるわけです。
MLBの高額選手は、例えば同僚のマイク・トラウト選手(センター)は、3冠王に近い成績を8年間もコンスタントに続け、年間MVPを3度も獲得する名選手。彼は12年430億円(1年当たり36億円)という巨額契約を結んでいます。
一方、投手の最高契約は、ヤンキースのゲリット・コール投手です。9年総額3億2400万ドル。1年当たり3600万ドル(≒40億円!)
さて、これまでの打者は打者、投手は投手、とカテゴリーが分かれていたところ、大谷選手は、打者としても投手としても高いレベルでパフォーマンスを発揮しているため、現在の契約2年総額850万ドル(約9億4350万円)ですが、満了後、どのような契約になるか予想もつきません。
非常に高額の契約を獲得した後、その後のパフォーマンスが冴えなくなるのでは、と精神的なプレッシャーを感じて、契約後いい成績を残せなくなる選手も少なくありません。
この高額契約獲得後の精神的プレッシャーについて、ドジャース、レッドソックスで活躍した名一塁手、ゴンザレス氏が次のように語っていました。「1年前、3割打って、もっといい契約をもらった。4倍ものビッグマネーだった。嬉しかったが、怖くなった。だってよ、4倍のヒットが打てるかよ!って思った。どんなにいい打者でも4割には届かなかったんだ、あのイチローでさえ。だからこう思うことにした。金額は気にするな。責任を感じるな。払った奴は払いたいから払ったんだよ」みたいなことを若い選手たちに「プレッシャーを感じる必要はないよ、それよりも、楽しもう」と語っていた記事を読んだ記憶があります。
巨額なマネーが精神を壊すことがあります。そのプレッシャーを感じる必要はないんだよ、というゴンザレス氏の助言は、仕事のプレッシャーを感じるビジネスパーソン全員にも通じるんでは無いでしょうか。
今日もやっていきましょう。
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