頭でっかちのAI人間になるなよ 11月28日 Rules for Staff People スタッフの原則
28日木曜日。今日の #ドラッカー365の金言 テキストは、『 #マネジメント・フロンティア 』22章 スタッフ機能の肥大化とその抑制 1986年版 235〜236ページより
ここでいう、スタッフとは、いわゆる、現場を指導できる管理職のことでしょう。
自分もそうだったんで、大きな顔はできませんが、入社したばかりの、頭でっかちな学歴エリートをスタッフ職として、本社に配属されました。小売や整備といった現場のベテランさんたちにこっぴどく仕込まれました。
たとえ学位があるとしても、未経験の若造は部署のリーダー職やマネジメント職につけたらあかん。理論家じゃあ現実は保たないのです。今は、コンサルとしていくつかの企業様に携わられて頂いておりますが、その都度学ぶことのほうが多く、人生幾つになっても学ぶばかりです。
最近、便利なこともあり、AIを使って、業界分析やらなにゃら活用することが多いわけですが、個別具体的なテーマにおいて、AIが出してくる回答をそのまま客先に出せば笑われる。
「ごんちゃんさん、ええ加減なことしないで」と。
AIは優れた点もあるけれど、いかんせん、表面的な知識による付け焼き刃な答えしか出てこないことも少なくない。本質をついた解決につながる案は自分の頭でしっかり考えて考えて考え抜いていかないと、良いアウトプットにはならないと使ってみて感じています。
もちろん、数年で、その状況は改善され、AIに聞けば素晴らしい回答がバンバン出てきて、コンサルなんざ不要になる未来も見えなくもないが、、、
そういうわけで、ジャーナリストが取材しないようになったらおしまいのように、士業の方も現場から離れすぎてしまうと老害にしかならない、ということを肝に銘じて、今日も行ってらっしゃい!
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