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辛丑(かのと・うし)の2021年を干支で読む

あなたにとって、来年はどんな年となるでしょうか。この1年、コロナ禍にある2020年、干支でいうと「庚子(かのえ・ね)の年」でした。

●庚(かのえ)=結実、形成、陰化の段階、

●子(ね)= “孳”で、陽気が色々に発現しようとする動き

であり、これを合わせた「庚子」の意味は、新たな息吹と繁栄の始まり、と解釈されていました。

ところが、現実は中国・武漢を発祥としたCOVID19感染症の世界的な流行の1年という、およそ100年ぶりの疫病の年に。

鼠(子)の如く疫病は一気に感染拡大。世界中に広がり、新しきものへ時代はゆっくりではなく強制的に引き継がれる、そんな1年間となりました。

開催される予定だった東京オリンピックが延期となり、インバウンドを当てにしていた旅行・交通・航空・商業・居酒屋業は大きなダメージを被りました。リモートワークやWeb会議という新しい働き方に。

高い支持率と磐石な党内体制を誇り、エリート一族出身の安倍晋三氏が健康問題から辞任。秋田県の雪深い山村出身で苦労人、地道な仕事で実績を重ねてきた菅義偉氏に総理大臣が代わるという。これも強制的に新しい変化させられたことです。

さて、来年2021年は「辛丑(かのと・うし)」の一年です。

この意味は、


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