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ドラッカーさん、愛にできることは、まだあるかい?12月23日 Spiritual Values 精神的な価値への回帰


#12月23日 
#Spiritual_Values
#精神的な価値への回帰

今日のテキストは、1957年発刊の『 #変貌する産業社会 』11章 現代における人間の地位 1972年 #ドラッカー  全集第2巻だと 694〜695ページより。

今日は上皇様の誕生日。
そして、明日はクリスマス・イブ。
未だ欧州における戦争は終わりとならず、たまらず、ゼレンスキー大統領は

われわれは、19世紀の倫理的人道主義では人の野獣化を防ぐことはできないことを身を持って学んできた。

同書

米国へ支援を訴えに出かけるも、露の侵略侵攻は止まらず。なんというか、欧州人たちはもちろん文明を築いてこられた方々なのでしょうが、サッカーW杯も欧州の国がアジアの国に負けると、ひどい中傷や人種差別があるようで、いろいろ残念に思います。

人は愛を必要とする。

同書

All You Need is Love

The Beatles

良いクリスマスを!

#救いたりうるものは万物への愛すなわち精神的なものへの信仰である

 今社会は精神的な価値への回帰を必要としている。物質的な世界を補うためではなく、物質的な世界に意味を与えるために必要としている。全人類への実現は遠い先のことにしても、物質的な豊かさの実現がやがて可能となることはすでに明らかである。
 しかし、人は精神的な価値への回帰を必要とする。人は愛を必要とする。あらゆる教えが説くように、人はみな運命をともにする。恐怖、迫害、殺戮を生き抜くには感覚の喪失も必要かもしれない。さもなくば絶望に身を割かれるのみであろう。
 だが、感覚の喪失は危険な病である。阻害と非道を招くだけである。しかもわれわれは、19世紀の人道主義では人の野獣化を防ぐことはできないことを知っている。
 一人ひとりの人間もまた、精神的な価値への回帰を必要とする。今日の状況を生き抜くには、人は生物的心理的存在であることを越えた精神的存在、すなわち神の被創造物であることの確認を必要とする。かくしてはじめて人間は、自らの実存、意味、責任の価値を知ることができる。

(『変貌する産業社会』)

ACTION POINT
#核兵器という瞬時の滅亡の脅威のもとにあって
#精神的な価値を認めることなく
#人生に意味と責任を見出すことはできるでしょうか

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