データに頼るケースもあれば、迫力ある人を信じることが正しいこともあります。 11月2日 Business Intelligence Systems 外部についての情報システム
今日の #ドラッカー365の金言 テキストは、1999年の『 #明日を支配するもの 』 とありますが、ドンピシャな部分はなくて、 第1章 #マネジメントの常識が変わる 4、第4の間違い〜技術と市場とニーズはセットである 25~33ページ、第5章 #知識労働の生産性が社会を変える #システムの一環としての知識労働 183~186ページあたりかに記された内容のような気がします。
企業の情報システム部というと、自社のITシステムの管理を行なう部署であることが多いのではないだろうか?
外部の情報を分析してレポートするというデータアナリスト的な役割は、もっぱら営業職に委ねられている。
しかし、野球がセイバーメトリクスによって、「データを見ないと、打てない、守れない、投げられない、すなわち、勝つ確率が上がらない」と変わっています。野球では、最終的には選手が意思決定するわけであるが、事前にコーチとアナリストとの共同で先発投手の傾向と対策が各選手に渡されて、各選手はアプローチを考え、自ら戦略を練るという。
さて、現在のオフィスではデータ化が進んでいるわけで、過去の取引事例や履歴を分析しながらアプローチされるように徐々に変化しつつある様だが、あなたのオフィスでは、いかがでしょうか。
ところで、いくらデータによる分析で意思決定することが当たり前となってきた、とはいえ、部下を信じて、部下の目を見て決めることもあります。
ワールドシリーズ第5戦、8回表に逆転し、7−6で1点差で勝っているものの、8回裏1アウトランナー1塁・2塁のピンチを迎えました。次打者は、好調の強打者スタントン。ヒットで同点。ホームランなら7−9と逆転となります。
勝負の前に、トライネン投手の元に、ロバーツ監督は向かい、「気力はどうだ?もう止めておくか?」と聞いた。
その後の結果は?
「歴史になった」とロバーツ監督。
物事の多くがデジタルで進むようになってきていますが、営業という生々しい現場では、担当者の気迫や交渉力がモノをいう場面もまだまだ少なくありません。
営業に限りませんが、修羅場を何度も潜り抜けてきた猛者たちがいます。
もし、仕事でもプライベートでも、そういう人に出会ったら、彼らの迫力を、肌感覚で感じてみてほしいと思います。
今日もやっていきましょう。