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次の機会をにらむ。 7月11日 Organized Improvement カイゼンの効果

本日 #7月11日  木曜日の #ドラッカー365の金言  テキストも昨日同様、『 #明日を支配するもの 』(1999年)第3章 明日を変えるのは誰か 91〜91ページより


今日のテーマ:
#Organized_Improvement (組織的な改善)
#カイゼンの効果  

今日の金言:
#カイゼンは積み重ねによってすべてを変える

今日のACTION POINT:
#カイゼンの優先度を高くしてください

カイゼンといえば、日本企業のお家芸。戦後、日本の製造業企業の躍進を支えたものの1つが、今も続くプロセス・リエンジ二アリングであったこととなります。

ドラッカーは、同書にてチェンジ・リーダーのための4つの方針(ポリシー)を記しています。その方針とは以下の通りです。

1、体系的廃棄:変化を可能にするための仕組みとしての廃棄 83〜90ページ
2、組織的改善:積み重ねによる体系的かつ継続的改善 91〜92ページ
3、成功の追求:機会に焦点を合わせる 92〜94ページ
4、イノベーション:体系的なイノベーション手法 95〜96ページ

明日を支配するもの より

この4つの方針は、まるで「守・破・離」のよう。

1、不要なものを捨てて、
2、使えるものは直し続けて、使う
3、さらに、成功出来そうな機会に集中し、
4、次のイノベーション事業に資源投入

と言うわけですから。

時代の変化によって、祖業を変えていくのは、当たり前のことで、何ら恥じることはありません。例えば、アメリカン・エキスプレス社の祖業は、馬車輸送会社だったのですが、大胆に業種転換を図ることで、現在は、金融業が主業となっています。かつて酒蔵だったが、醸造技術を活かして製薬業へと転じたという国内事例もございます。

食えてるから大丈夫、というよりも、次の変化に向けて、大胆に準備していきたいですね。今日もやっていきましょう。

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