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1月24日 Feedback: Key to Continuous Learning フィードバック分析

おはようございます。今日も #ドラッカー #365の金言 から人生と経営を楽しんでいきましょう。

本日 #1月24日  のテーマは

#Feedback

#Key_to_Continuous_Learning (継続学習の鍵)

#フィードバック分析

#自らの強みを知り 、 #それをいかに強化するかを知り
#かつ自らのできないことを知ることが継続学習の鍵である

 イエズス会の司祭とカルヴァンソン派の牧師は、重要なことを行なうときには期待する成果を書きとめておくことになっていた。そして九ヵ月後、実際の成果と比べなければならなかった。
 そのおかげで自分は何がよくできるか、何が強みかを知った。あるいは、何を学ばなければならないか、どのような癖を直さなければならないかを知った。そして、どのような才能に欠けるか、何ができないかを知った。私自身、この方法を五〇年続けている。
 この方法は、自らの強みは何かという、自らについて知るべき最も重要なことを明らかにする。何について改善が必要か、いかなる改善が必要かを明らかにする。さらには、無理なこと、したがって行なおうとしてはならないことを教える。
 まさに、自らの強みを知り、それをいかに強化するかを知り、かつ自らのできないことを知ることが継続学習の鍵である。(『創世の時』)

ACTION POINT

#あなたの強みとその強化策をあげてください

#強みを知るうえで助けになりそうな人はいますか

 本日のテキストは、1995年5月発刊された、ダイエー中内功氏との往復書簡2『創世の時』45〜46ページから。

 1995年は流通革命を成し遂げた中内氏にとってまさに転機となった年でした。

 1990年12月、経団連副会長に選出され、94年3月、売上2兆5900億円、北海道から九州・沖縄までグループ店舗数356店と、名実ともに流通小売業が製造業を超え、これからの日本の成長エンジンとなることを予見させるタイミングで、本書の企画が進んだようです。

 第一回の中内氏の質問は1994年9月21日にドラッカー氏へ送られ、そこから往復書簡が始まりました。

1冊目の「挑戦の時」では、中国、経済、社会、教育の大きな変化と挑戦について語られています。

1冊目の最終版、1995年1月17日、阪神淡路大震災が発生。

神戸にあったダイエー7店舗のうち、半数以上の4店舗が全壊、コンビニのローソンを始めとするダイエー系列店約100店舗が被災するなど、金銭的被害は500億円にも上りました。

 50年前の敗戦時の神戸の焼け跡が脳裏に浮かぶ。この危機を乗り切れるのは、戦争を体験した自分しかいない。「おれがしっかりせねば」と全身が熱くなる。もう1度、最初から出直しだ。(中内功「流通革命は終わらない[私の履歴書]」131ページより)

 95年2月期決算は最終損益ー256億円という甚大な赤字決算に。

 そんな苦境の中でも、中内氏は「個人、企業、社会、政府がいかに再生するか」をテーマにドラッカー教授との往復書簡を続けられました。すごい精神力と不屈の闘志の持ち主と思います。

 この後、さらに追い討ちをかけるように、バブル崩壊により地価の下落がはじまり、地価上昇を前提として事業展開していたダイエーの経営は著しく悪化していました。

 奇しくも、往復書簡2冊目のタイトルは「創生の時」。

中内氏としたら、ドラッカー教授から届く書簡から、少しでもダイエー再生、いや創生のヒントを得たい、と思っていたのではないでしょうか。

 本書の企画は、93年秋、京都で開催されたドラッカーセミナーの場だったそうです。経済ジャーナリストの三戸節雄さん、ダイヤモンド社社長の佐藤武さん、長年ドラッカーと親しい交流をされてきたオムロンの立石副会長、日本IBMの椎名会長、経団連の上田惇夫さんらの協力によって、成立したようです。

ドラッカー氏といえば、長年、7&iホールディングスの伊藤雅俊会長が30年来の友情を交わしコンサルを受けられていたので、伊藤会長の競合相手であるダイエー中内氏への直接の個人コンサルは難しかったんだろうと推察されます。


 バブル崩壊後の93年当時、同社のキャッシュフローが厳しくなりそうだ、と取引先でもあった立石氏、椎名氏が往復書簡を書籍化する、という企画で、間接的に?中内氏を支援にと、動いたのかな、彼らの友情だったのかな、と思った次第です。

持つべきは良き友達ですね。

そうそう。今日のポイント、

重要なことを行なうときには期待する成果を書きとめておく。そして9ヵ月後、実際の成果と、期待とを比べて「自分の強み」「改善が必要なこと」「行おうとしてはならないこと」を知る。

早速、これを書き留めて、9ヶ月後の、2022年10月24日に確かめてみてはいかがでしょう。

1月20日の10日ごとの振り返り、と合わせて、9ヶ月後を振り返る。

そうすれば、超短期と、1年の振り返りとフィードバック分析の精度が上がりそうですね。今年は飛躍できそうですね。

あなたの活躍が楽しみです。

今日を変えていこう。

愛を込めて。



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