3月26日 グローバル企業への変身
おはようございます。今日もドラッカー365、続けていきましょう。
#ドラッカー #365の金言 #3月26日 #グローバル企業への変身 #2025年にはグローバル企業の多くが戦略によって結びつけられた一種の連合体となる
このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。
“汝の時間を知れ“ ドラッカー
上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。
編者のマチャレロ教授は
“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“
と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。
著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。
今日のテーマ:グローバル企業への変身
今日のアクションポイント:
#あなたは現場のマネジメントと連合体のマネジメントのいずれが得意ですか ?
#戦略的パートナーとしての能力を向上させることを2つ行なってください
今日は預言めいた宣言がなされていますね。
2025年にはグローバル企業の多くが戦略によって結びつけられた一種の連合体となる
“資本ではなく戦略によって結びつけられた連合体になる。“
トップマネジメントも現場の延長線上ではなく、グローバル事業全体のための機関になる
新自由主義経済の発展によって、グローバル企業が多数生まれています。コロナ禍と米中激突により、一旦、グローバル化の進展はストップ。これまでのようなグローバルな動きにまた戻るのか、ちょっと先が見えにくいですね。
現在は、移動は極力せず、取引・流通はオンライン化で実施されたとしても、各都市にグローバル企業がこれまでのように進出するのかは不透明。
逆に、ローカルの魅力を高め、貿易よりも国内消費を高めるべき、という議論も進んでいます。
とはいえ、ドラッカー氏の提言のように、現場の延長にマネジメントがある、という在り方から、事業全体をマネジメントする部署・機関がローカルの現場を管理する在り方に経営も変わりつつあるのも事実です。
また、これまでのように、巨額な借入を起こして、資源を外から購入してきて、事業を運営する、というやり方ではなく、自らはスリムにしたまま戦略的な提携、パートナーシップを異業種企業と組んで、その提携先の資源を活用するやり方で事業化を計る、というやり方を取ったり、フランチャイズというやり方で他地域に進出するところも出てきています。
ところが、今回の地政学リスクです。
大企業の経営者は、今回のコロナ、米中冷戦で自由貿易・グローバリズムは終了となったことを認識した上で、次世代に備える時となっています。
インテルの欧米回帰、製造業のローカル回帰、と時代は変わる、というドラッカー博士の予測とは真逆な方向へと進んでいます。これから、ますます面白い事態になりそうですね。
今日もやっていきましょう!