8月26日 目的限定型の研究開発戦略 Baker Company: Research Strategy
#研究成果を売る 。
このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。
“汝の時間を知れ“ ドラッカー
上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。
編者のマチャレロ教授は
“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“
と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。
著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。
そして、更なる実践への考察を深めたい方はこちらもぜひどうぞ
昨日・今日・明日とリサーチ戦略についての提言です。
昨日の提言はこちら↓
今日は業界トップ企業のリサーチ戦略について言及がありましたが、今日のベイカー社は、大企業ではあるものの業界のポジションは2番手以降、と言うことのようの想像します。
その戦略はどう言うものか。開発した製品を全て製品化しない。10開発したら2〜3に絞り込む。そして、3条件によって、自社製品化して販売するか、ライセンス提供にするかを決めるという。それが高い利益をもたらしたという。
全てを製品化すれば、チャンスも増えるが在庫やキャッシュフローなどリスク要素も増える。大企業であるが故に、一度大量製造のラインを動かし、製品の市場投入に舵を切れば、生産過程と在庫リスクも抱えることになります。しかも、必ず売れる、とは限りません。ライセンス化は、権利ビジネスであり高い利益率の商いとなる。確かに賢いやり方ですね。
今日もやっていきましょう。
ACTION POINT
#あなたの組織の起業家戦略をベイカー社のそれと比較してください 。