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違いをもたらすために、あなたはどんな成果を遺すか? 9月11日 Results That Make a Difference 貢献

#9月11日
#Results_That_Make_a_Difference  ( #違いをもたらす成果
#貢献

おはようございます。このNOTEは、読むだけで世の中の課題を #ドラッカー #365の金言  を使って、解決できる、そんな知力を鍛える教育エンタメNOTEです。

 今日のテキストは、 1995年初版の 『 #明日を支配するもの 』 原題 #Management_Challenges_for_the_21st_Century#21世紀に向けた経営課題#21世紀の経営への挑戦 ) 第6章  #自らをマネジメントする  3  #果たすべき貢献 213~218ページより。

 この論文は、後年、「ハーバード・ビジネス・レビュー」1999年3〜4月号  #Managing_Oneself  #自己探求の時代 という論文として発表されて、多くの読者からも好評を博しており、#ドラッカー365 の中でもしばしば引用されています。

こちらのマガジンもよろしくです。↓


さて、今日の金言はこちら↓

#世の中に違いをもたらすためにはいかなる成果を生み出すかを考えなければならない

いかなる成果を生み出すか?
ドラッカーさんは、こういったそうです。

“2005年クレアモントでドラッカーさんはこういわれました。
「私の会ってきた方で、成功後も幸福であり続けられた人々を思い起こすと、みな後世に何かを残そうとした人たちだったように思う。病院、会社、何でもいい。彼らにとって大事なのはお金ではなく、成果だった。成果は本人が瞑目した後も残る」と。”

ブルース・ローゼンステイン (「ドラッカーに学ぶ 自分の可能性を最大限に引き出す方法」著者)

 明治の政治家、後藤新平翁も、亡くなる前日に、こう言い遺したそうです。

「よく聞け、金を残して死ぬ者は下だ。仕事を残して死ぬ者は中だ。人を残して死ぬ者は上だ。よく覚えておけ」

https://ja.wikipedia.org/wiki/後藤新平#逸話 
三島通陽 著「ボーイスカウト十話」 (3)後藤新平 最後の言葉 https://scout-ib.net/09SCIB-DB/DATA/mishima01.html  より

 後藤翁は、人材の招聘、人材育成にも生涯情熱を注いでいました。1906年南満洲鉄道初代総裁となると、ロシア(ソ連)との交流人材育成のため、1907年日露協会創立、1920年日露協会学校(のちの「ハルビン学院」(1941年ユダヤ人にビザを発行した外交官・杉浦千畝氏らを輩出))創立に協力、また1919年拓殖大学(台湾)学長に就任、1922年にはボーイスカウト活動を日本に普及させるために尽力するなど人材育成、教育への情熱を注いでいたそうです。

 ドラッカーから「いかなる成果を生み出すか」という問われたとしたら、後藤翁はきっと「人を残せ!」と答えたことでしょう。

 さて、Make A Difference 、といえば、スティーブ・ジョブズ氏、Apple社を思い浮かべる人も多いのでは?

 同社の理念、Think Different 「他者とは違う考え方をする」というフレーズに心を震わせたオールドファンの方も多いことでしょう。


スティーブは、相手が気を悪くするとか考えないんですね。
“最高のモノを創れ。
 最高のコトをやれ。
 予算なんて気にするな。”

スティーブ・ジョブズ談

ジョブズ氏「予算なんて気にするな!」

 かつての日本企業も、思い切ってやれ!ポジティブにやれ!という上司がどの会社にも居たんだと思います。

 僕は、バブル期に新人でしたが、その当時は、プラス、プラスの経済だった、ということもあり、今のようなご時世「ロスしないように」「守りの経営」という態度ではなく「若いもんは思い切っていけや!」「攻めていこうや!失敗したっていいんだよ!」とチャレンジ精神を奨励していたように思います。

 厳しい時代かもしれませんが、ギリギリのところを攻めていきたいですね。今日もやっていきましょう。


 これからはますます多くの人たち、特に知識労働者のほとんどが、自らをマネジメントしなければならなくなる。自らを最も貢献できるところに位置づけ、常に成長していかなければならない。(中略)組織に働く人たち、特に知識労働者たるものは、自らの組織より長生きする。仕事を変えることができなければならなくなる。キャリアを変えなければならなくなる。(中略)特に秀でた才能もない普通の人たちが、自らをマネジメントしなければならない。

同書、192ページより





 何に貢献すべきかを知るためには、世の中に違いをもたらす成果をどこで生み出せるか、いかにして生み出せるかを考えなければならない。
 考えるべきことはいろいろある。目指すべき成果は難しいものにしなければならない。背伸びさせるものでなければならない。だが可能なものでなければならない。不可能なことを目指したり、ありえないことを前提とすることは、野心的と呼ぶに値しない。単なる無謀である。さらには、意味のあるもの、違いをもたらすものでなければならない。目に見えるものであって、できれば数字で表せるものであってほしい。
 自らの貢献は何であるべきかとの問いに答えを出すには、3つの要因を考えなければならない。第1に、何が求められているかである。第2に、自らの強み、仕事の仕方、価値観をもって何に最も大きな貢献をなしうるかである。そして第3に、世の中に違いをもたらすためには、いかなる成果を生み出すかである。ここから、行うべきこと、始めるべきこと、始め方、目標、期限などのアクション・プランを明らかにすることができるようになる。

(『明日を支配するもの』)

ACTION POINT

#あなたの立場において
#世の中に違いをもたらす成果とは何でしょうか
#あなたの強みをもって行なうことのできる最大の貢献は何でしょうか
#目標と期限を定めてください

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