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3月28日 戦略の基盤としての情報

おはようございます。今日もドラッカー365、続きます。

#ドラッカー #365の金言 #3月28日 #戦略の基盤としての情報   #プロフィット・センターとは不渡でない小切手を切ってくれる顧客だけである

このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。

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“汝の時間を知れ“ ドラッカー


上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。

編者のマチャレロ教授は

“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“

と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。

著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。


今日のテーマ:戦略の基盤としての情報

今日のアクションポイント: #市場・顧客・ノンカスタマー・技術など事業環境についての情報収集システムを構築してください


誰もが、企業「外」にある情報に基づいて戦略を立てている。なぜなら、企業「内」から利益は生まれない(プロフィット・センターはない)。組織の中にはコスト・センターがあるにすぎない。

成果も資源も企業「内」にあるのではなく、両者ともに、企業「外」にある。企業「内」には、プロフィット・センターというものはない。あるのは、コストセンターだけである。(「創造する経営者」ドラッカー 14頁)

顧客だけを見ていると、トレンドを見失うことになる。

なぜなら、市場の大多数は、あなたの顧客ではない「非顧客」だから。「非顧客」がどう動いているのか、何を追いかけているのか、という「情報」を見ていないと、誤った方向で意思決定した戦略を立ててしまい、外してしまい、失敗する。

テイクアウト、デリバリーが市場で主流になっていたのに、自分の店には出前の注文はないから、と無視していたら、気づいたら、閑古鳥の店になってた、とか。そんな例は山ほどあるんだ。

「非顧客」の方が大多数なのだから、「非顧客」の情報を無視してはいけない。

企業外の知識を、経済価値に変換するプロセスが企業が行なっていることである。


今日もやっていきましょう。

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