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7月11日 Organized Improvement カイゼンの効果
#7月11日 です。おはようございます。
今日のドラッカーのお話は、
#Organized_Improvement (組織的な改善)
#カイゼンの効果 です。
#カイゼンは積み重ねによってすべてを変える 。
チェンジ・リーダーとなるための条件の一つがカイゼンである。あらゆる組織が、自らの製品、サービス、プロセス、マーケティング、アフターサービス、技術、教育訓練、情報のすべてについて、体系的かつ継続的なカイゼンをはかっていかなければならない。カイゼンは積み重ねによって、すべてを変える。
ただし、カイゼンを継続してはかっていくには、ある一つの基本的な意思決定を行なっておく必要がある。成果とするものの中身についてである。成果をカイゼンしようというのであるならば、その目的である成果が、具体的に何を意味するかを前もって明らかにしておかなければならない。
ある大手銀行が一連の金融商品を開発した。ところがそれらの新商品を導入した後、客が離れていった。やがて、客にとって価値ある店舗業務とは、客を待たせないことであることに気づいた。そこでその銀行は、窓口業務を単純な日常の取引に絞った。新商品のほうは、別にいくつかのテーブルで扱うことにした。日常の取引も新商品も、取扱高が急増した。
ACTION POINT
本日のテキストも昨日同様、『明日を支配するもの』(1999年)第3章 明日を帰るのは誰か 91〜91ページより。
ドラッカーは、同書にてチェンジ・リーダーのための4つの方針(ポリシー)を記しています。その方針とは以下の通りです。
1、体系的廃棄:変化を可能にするための仕組みとしての廃棄 83〜90ページ
2、組織的改善:積み重ねによる体系的かつ継続的改善 91〜92ページ
3、成功の追求:機会に焦点を合わせる 92〜94ページ
4、イノベーション:体系的なイノベーション手法 95〜96ページ
この4つの方針は、まるで「守・破・離」のように感じました。
1、不要なものを捨てて、
2、使えるものは直し続けて、使う
3、さらに、成功出来そうな機会に集中し、
4、次のイノベーション事業に資源投入
と言うわけですから。
と言うことで、今日もやっていきましょう。愛を込めて。
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