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PR会社・楓社長の仕事と斎藤兵庫県知事のPRとドラッカー 11月29日 Role of Public Relations PR部門の役割

29日金曜日です。今日の #ドラッカー365の金言 テキストは、『 #企業とは何か 』第4章  #分権制をいかに機能させるか  パブリック関係 2005年版 86〜88ページより

PRが話題ですが、その中心は、斎藤元彦知事が外注したPR会社メルチュさんというか折田楓社長です。


キラキラ広報会社社長折田楓氏をオールドメディアは、選挙違反だ、斎藤知事失職だ!とメディアと反斎藤知事派の人たちSNSでリンチし続けています。

脇が甘く、承認欲求強めの30代前半のキラキラ女子ですが、それは若者なら普通にもつちょっとした目立ちたい衝動でしょう。

広告業界にいれば、「あの広告、わしが手がけた」「あの企業、わしが育てた」なんて声は普通に上がって、こぞって自慢合戦があるものです。

たった、というと語弊がありますが、ポスター制作費で言えば、少額とも言える70万ほどのポスター作りの案件で舞い上がったものの、やっぱちっちゃいかと、自分の貢献だとふくらませることはよくあること(笑)。

xの「斎藤元彦応援アカウント」を立ち上げて、選挙期間中、選挙カーに乗り込み、斎藤さんの演説の姿を撮影し、演説先を告知したツイートを運用された点、素晴らしい仕事ぶりだったと思います。

「SNSで旋風を巻き起こしたのもあたくし。選挙戦略全体もアタクシです」ってちょっと盛っちゃったくらいの話でしょう。

恵まれた環境でお育ちになられて、ある程度自由にできる収入を得て、メイキングVを作って悦に浸る。いいじゃないですか。カメラだろうと思われるのですが、メディアが寄ってたかってのリンチやいじめは良くない。

明らかなのはポスター等の制作費70万円のみ。
それなら、動画制作費毎月500万円も払っている立憲さんはどうなのよ?

と、疑惑があると追求する立憲にブーメラン。

とはいえ、若い女性の自宅にまで取材行くのはよろしくないですよ、どこに公益性があるの?フジテレビさん。

実際の当選要因について斎藤さん自身は次のようにメディアに語っておられます。

そしてその貢献度はというと、調べてみると、
もちろん選対による選挙戦略があり、
1)祖品さん、ふくまろさんら「チームさいとう」と呼ばれるSNSでのつながりから生まれた勝手応援団の貢献がかなり大きいようでした。その次に
2)乱入立候補して、伏せられた「真実」を暴いて街宣したN党立花孝志さん、
そして、本来黒子に徹している
3)PR会社Merchuさん
という順番のようです。


https://twitter.com/oma_daresuki より



誰の手柄か、とか、主張したくなる気持ちはわからなくはないのですが、投票率が前回に比べて15%もアップしたわけで、兵庫県民全員の勝利と言えるんじゃないのかな、と思います。


そして、折田さんは、いろいろとご自慢されるには、まだ敗戦側の傷が大きいところに塩を塗るようなタイミングだったこともあり、批判されることとなっています。確かに、ビジネスにはタイミング大事ですが、悪意に攻撃されたことで、逆に知名度はアップし、「いじめられている」というポジションを確保できましたから、どんどん仕事の依頼があるんじゃなかろうか?
現に、立花孝志さんは、「折田さんに仕事を依頼したい」と述べていますし、これを糧にガシガシ稼いで欲しいですね。

ところで、今日の #ドラッカーは 、PR会社のことじゃなくて、企業のPR部門、広報部のこと。

これからのPRでは、企業の美点や貢献を説くよりも、直面する問題について社会の理解を得ることに重点をおかなければならない。もちろん、自らの問題を理解してもらうには、まず自らが社会の問題を理解しなければならない。
 企業は従業員、消費者、市民としての社会にインパクトを与える。社会のほうも企業に対して、意識してあるいは無意識に何らかの反応を示す。企業の成果は、この社会からの反応によって影響を受ける。
 企業は社会に生きる存在である。企業の成果は、事業上の問題への理解ばかりでなく、社会の反応への理解の程度によって大きく左右される。
 かくしてPR部門の仕事は、マネジメントに対し、社会の反応とその原因を教えることになければならない。

一般的に、広報部は、企業情報をメディアや社会へ発信する部門、と認識されていますが、ドラッカーは、そうじゃない。

まず自らが社会の問題を理解しなければならない。

社会の声に耳を傾ける側だ、と記しています。
一般に、お客様からの声や社会からの声は、Webの問い合わせフォームからだったり、カスタマーセンターだったり、株主系ならIR担当、営業が直接客先から聞いてくることだったりすると思います。
なので、ドラッカーの今日の提言は、「企業は社会からの声、ステークホルダーからの声に耳を傾けよ」ということなんだろうと解釈しています。

今日のテーマ:
#Role_of_Public_Relations
#PR部門の役割

今日の金言:
#PRという言葉自体が広告宣伝マスコミ対策など好ましからざる意味をもつにいたった

今日のACTION POINT
#あなたの組織と活動に対する社会の反応に敏感になってください
#あなたの組織が社会の意思によって生かされている社会的存在であることを認識してください

ということで、今日も行ってらっしゃい!

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