本日のテキストは、『変貌する産業社会』(1957年英語版、1959年現代経営研究会訳 発刊)>4章 全体主義と個人主義の次にくるもの>D 動態的な社会秩序における自由 より。
今日も #ドラッカー #365の金言 からスタートしましょう。
本日 #4月4日 木曜日 のテーマは、
#Organizations_and_Individuals (組織と個人)
#組織と人
そして、本日の金言は、
#組織が真剣さ真摯さ意識能力において成長するほどそこに働く者が人として成長する 。
#学びつづけてください 。
#そのために社内自己啓発制度をフルに活用してください 。
ドラッカーと同じく「学び続けてください」と訓示した #川勝静岡県知事 。
ところが、その発言の中にあった職業差別の内容に川勝静岡県知事が炎上しています。
JR東海のリニア計画を延期させたことで国民の怒りを買っている川勝静岡県知事。新人職員へ「学び続けてください」と訓示したわけですが、その発言に職業差別があると非難が集中、騒動となっています。
知事はこの騒動を受けた結果か、リニア停止に貢献したから、ということか、6月議会終了後辞任すると発言しています。
ここで、騒動となった訓示全文を紹介します。
問題箇所は真ん中あたりでしょうか。県庁職員とはシンクタンクと同じ。学び続けよ、己を磨け、という内容は順当なものと思います。
ドラッカーがこう記している通り、組織内教育の意義と思います。
ですが、他の職業を引き合いに出し、他職業を貶めるような表現は不要でした。元々、この訓示の原稿に含まれていた内容だったか、それともアドリブで知事が入れ込んだものなのか不明ですが、余計な内容であったことは否めません。
謝罪に追い込まれるのは、当然のことと思われます。
さらに、今回大きな批判を浴びる結果となったのは、21年7月3日に発災した熱海伊豆山土石流災害で28名の命が失われたわけですが、その後始末もままならない
中、JR東海のリニア開通を遅らせ、某国の意図に沿って知事が妨害しているという不信感を拭うことができない知事への不信が県議会に覆っていることと無関係ではありません。
政治家は世間からの注目を集める職業であるがゆえ、全てが政局です。地方首長は、その注目を無責任なピエロ役を演じて、己の選挙に活用するばかりで、肝心の首長としての仕事がなおざりで、目立つこと、派手なことばかりに取り組んでいるような人物が散見されます。国益、地域の公益などを考慮して活動する国会議員や首長が増えることを望むばかりです。
#静岡県知事 #職業差別発言 #訓示