8月17日 総力戦略
おはようございます。
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このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。
“汝の時間を知れ“ ドラッカー
上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。
編者のマチャレロ教授は
“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“
と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。
著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。
今日のACTION POINT
#新しい製品・サービス・プロセスを開発したならば脇を固め追い抜かれないようにしてください 。
4つの起業家戦略の第一、として、「総力戦略」が、今日の提言です。
発明家のイノベーションであり、リスクも大きいから、成功した時の賞賛も大きい。 All or Nothing のような戦略となります。
実際、一番手、として市場開拓に成功したとしても、巨大企業に、飲み込まれたり、乗っ取られてしまうこともしばしばです。
この戦略には特有のリスクがある。成功した後でさえ、もう一つの戦略、二番手戦略を使う後発組に脅かされる。アップルを設立した二人の若者は、後循も資金も経験もなしに新産業を生み、それを支配した。だが、二番手戦略を使ったIBMには追い抜かれた。
ネットスケープ社が先行したブラウザ市場でしたが、マイクロソフト社の「エクスプローラ」に抜かれてしまった例などもありますね。
また、エクスプローラが独占したブラウザ市場を、Googleが、「検索」という切り口から、いわゆる「柔道戦略」でエクスプローラからGoogle Chromeに、ブラウザ市場を奪い取ったのは非常に巧みな事例です。
いかにして、市場を占有するか、考える。今日もやっていきましょう。