2月26日 Balancing Three Corporate Dimensions 企業の3つの側面
おはようございます。
このNOTEは、読むだけで世の中の課題を #ドラッカー #365の金言 を使って、解決できる、そんな知力を鍛える教育エンタメNOTEです。
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さて、
こちらでは、地に足をつけた、私の体験や学びから得た
実践マーケティング記事を1日1本以上をご紹介しています。
ぜひお読みください。
では、今日のアクションポイントから。
今日のACTION POINT
#あなたの組織を経済機関 、 #人間機関 、 #社会機関として評価し 、#それぞれについて問題点を5つあげてください 。#そしてそれらを解決するためのプランを示してください 。
今日のテキストは、2002年、ドラッカー最晩年の名著『 #ネクスト・ソサエティ 』第6章 #トップマネジメントが変わる > #トップマネジメントの仕事 (54~55ページ)からとなります。
こういう問いに対して、一般に、まずは儲けて得た利益を株主配当に使い、残りの収益を雇用維持や従業員への貢献として給与を増やし、そして、社会貢献に使う、という回答が成されることが多いと思います。
ところが、私が見知っている人間性を重視する経営をしているいくつかの日本企業、例えば、伊那食品工業やネッツトヨタ南国といった企業をはじめ、米国でもスーパーマーケットのマーケット・バスケット社は、こう言います。
「会社の目的は利益じゃない。経営の目的は、従業員の幸せの追求、地域社会へのサービス、家族意識、です」と。
彼らの多くは、株主第一主義の経営ではなく、利害関係を持つ人々や関係先を重視するステークホルダー理論に則って組織を経営しています。
企業には、利益を上げるという経済的な責任のみならず、社会の公器として社会保障の充実を行なう社会的責任、また、雇用を守る人的側面の3つがあるとドラッカー。
ドイツ型(=社会的側面重視)は経済的成功と社会的安定の両方を達成したが、その代償として高い失業率と危険な労働市場の硬直性があった。
日本モデル(=人的側面重視の会社主義)は、長年にわたって目覚しい成功を収めたが、最初の深刻な挑戦で挫折し、実際、1990年代の日本の不況からの回復に大きな障害となった。
株主主権(=アメリカモデル)もまた、挫折を余儀なくされる。株主主権は、繁栄しているときだけうまく機能する好天用のモデルである。
ドラッカーは、既にステークホルダー経営理論について論じていたのかもしれません。企業経営の価値観はわずか数年で大きく変わります。
去年のテキスト↓
本日 #2月26日
テーマは、 #Balancing_Three_Corporate_Dimensions (企業の3つの側面のバランスをとること)
#企業の3つの側面
本日の金言は、こちら
#株主主権のモデルは行き詰った 。
#それは好天用のモデルにすぎなかった 。
今日もお元気で。