全体主義への妥協は許されない。 10月4日 The Right Compromise 正しい妥協
おはようございます。このNOTEは、読むだけで世の中の課題を #ドラッカー #365の金言 を使って、解決できる、そんな知力を鍛える教育エンタメNOTEです。
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#10月4日
#The_Right_Compromise
#正しい妥協
今日のテキストも1966年初版の #経営者の条件 6章 意思決定の原則 247〜249ページより。
ドイツでは、第一次大戦の巨額の賠償金、そして、世界大恐慌による経済破綻によって、大衆が絶望し、もはや経済活動がそのまま社会にも有益だと考えることをやめました。平等を促進しないから、と、社会主義にも絶望し、ヤケクソの気分、絶望したのです。そして、「光」に飢えた大衆の満足と不満足の自己欺瞞の中で次のような考え方に陥りました。
何かを信じたい。救われたい。と、思うけれど、その時、宗教は救いにならなかった。そこにナチスが待っていた。
1930年代のドイツにおいてナチの全体主義が広がっていく様子が、今のパンデミック禍で起こった新興政党を信じたいと集まった大衆の熱狂や安倍元総理暗殺容疑者の背景にもある新興宗教や陰謀論に救いを求め、信じたいとする大衆の出現とがデジャブの様な共通しているようにも感じています。
10月に入り、多くの品目で値上げが実行されています。経済的な成功を求めようとする個人を讃える社会よりも、皆が平等に貧困に陥ったところにベーシック・インカムを国家が提供する社会にすればいいのだ、という陰謀論のような考えが広がっています。マスクをつけさせることを強要し、個人の自由を奪う全体主義への不満と戦後体制を作ったGHQ=米国への不満を訴え、政党の党首をカリスマ的に、なんの疑いも抱かずに信仰できる様にすることで、はじめて全体主義が安定します。
個人の生活をそのような状況に追い込もうとする動きに反対です。
#半切れのパンでもないよりはまし 。
第一次大戦の巨額な賠償金、そして、世界大恐慌で被った損失によって、破滅的なダメージを被ったドイツ国民は、そう思ったそうです。
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