ままならない人生を生きていく　6月10日　What to Do in a Value Conflict? 価値観の悩み

ドラッカーは、チャンス≒機会を得るためには、強み、仕事の仕方、価値観、この3つの問題に答えを出すことと記しています。

本日、6月10日 月曜日の  #ドラッカー365の金言 　テキストは、1999年刊の『明日を支配するもの』第6章　自らをマネジメントする＞1、強みは何か＞価値観に合わないとき　211ページより。

今日のテーマ：
#What_to_Do_in_a_Value_Conflict ? （価値観の衝突が起こったら、何をすべきか？）
#価値観の悩み

今日の金言：
#金持ちになることに私は価値を見出せなかった 。

今日のACTION POINT ：
#あなたの得意なことはあなたにとって価値のあることですか 。　

優先すべきは価値のほうである。

ドラッカーは、強み x 仕事の仕方 x 価値観で仕事を選ばなくてはならないのなら、己の価値観を優先せよ、大事にせよ、自分は金持ちになることに価値あることと思えなかったから価値観に基づいてその仕事を選ばなかった、と記しています。

彼は文筆家として多数の著書を記し、結果的にはお金持ちになりましたし、大学教授として多くの優れた生徒を指導し、優れたビジネスパーソンや教授らを輩出するなど、大いに社会の進化に貢献されました。

私は「何として覚えられたいか」という指導教官からの問いに、ドラッカーが自らの行動で示したことに尊敬の念を抱いています。

時代の流れに翻弄され、報われない世代がある一方で、大正世代・バブル世代のような華やかな世代もあったりします。その上、恵まれた世代に生きたとしても、必ずしも成功する訳でもなく、他人から見たら苦渋の連続のように見える生き方もあります。最善だと選んだ選択の結果、戦火に生き、全て灰塵に帰してしまったということも、まま、起こるものです。
諸行無常、生々流転。己がコントロールしようにも、コントロールできない。

人生とはままならないものでもあります。でも、生きている以上、今日も良い1日になるようやっていきたいものです。今週もよろしくです。