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5月15日 Use of PEOs and BPOs 雇用業務のアウトソーシング

おはようございます。今日も #ドラッカー #365の金言  からスタートしましょう。
本日 #5月15日  
テーマは #Use_of_PEOs_and_BPOs (雇用、人事のアウトソーシング利用)
#雇用業務のアウトソーシング

そして、本日の金言は、、、

#雇用業務のアウトソーシングは30 %のコスト削減と大幅な従業員満足をもたらす。


 今日、人材マネジメントが大きく変わりつつある。雇用業務代行会社(PEO)* が急成長しつつある。主たる原因は雇用関係規制と記帳報告義務の増大であり、それを処理するための専門能力へのニーズの増大である。雇用業務代行会社は主として中堅企業と中小企業を顧客にしている。この代行業を利用することによって、規制への対応と記帳義務から解放され、その分本業に力を入れることができるようになっている。20年前には、そのようなものがありうることさえ想像されなかったこの産業が、今日では年率30%で成長しつつある。
 従業員2万人以上の大企業を顧客とする人事業務代行会社(BPO)** まで急成長している。この業界のパイオニアである一九九八年創立のエグザルト社では、フォーチュン500社クラスの大企業を対象に、給与、採用、人事、教育、異動、データ管理、解雇、退職金計算など多様な業務をこなしている。
 コンサルタント会社マッキンゼーの調査によれば、これら雇用業務や人事業務のアウトソーシングは、30%のコスト節減と大幅な従業員満足をもたらしているという。

『ネクスト・ソサエティ』、eラーニング教材『ネクスト・ソサエティ』より

*PEO プロフェッショナル・エンプロイヤー・オーガニゼーション
**BPO ビジネス・プロセス・アウトソーシング・ファーム

ACTION POINT

#雇用業務や人事業務をアウトソーシングしていますか
#なぜしていますか
#あるいはなぜしていませんか

本日のテキストは、『ネクスト・ソサエティ』だと、第Ⅲ部 第2章 人こそビジネスの源泉、167〜184ページより。

人こそビジネスの源泉、と記す中で、アウトソーシングを薦めることに違和感を持ちました。

なぜなら、どんな組織であれ、現状に甘んじることではなく、安定を捨て、常にイノベーションを起こし、変化を進めていくことで、社会の進化をもたらす使命があるからです。そして、そのためには、優れた知的ノウハウの内製化が必要であり、知識を会社内部に定着化するには、正社員で、というのがこれまでの考え方が正しいように思われるからです。

 確かに短期で成果を上げるには、アウトソーシング会社活用も理がある。しかし、長期の競争に勝ち抜くためには、企業理念への忠誠とビジョン実現化に向かう長期のコミットメントを持った社員による活動が必要です。

 知識が優れた人が優れた人ではなく、スキルが優れた人のみが優れた人ではなく、知識・スキルが優れ、なおかつ、誠実な人間性を持った人を優れた人材と言えるが、そういう人はアウトソーシングで賄えるのか?

まあ、先入観に囚われるのはよくありません。決めつけることなく、さまざまなメリット・デメリットを考えながら、目の前のことをやっていこうと思います。今日もやってきましょう。

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