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人生をギャンブルにしない 5月11日 Managing Foreign Currency Exposure 為替リスクへの対策

今日のテキストは、『マネジメント・フロンティア』(1986年)5章 為替レートの変動にいかに対処するか 81〜82ページ。
そして、『新しい現実』(1989年)9章 グローバル経済と地球的環境問題 181〜182ページ。

おはようございます。
今朝も #ドラッカー #365の金言  からスタートしましょう。
本日、#5月11日 土曜日のテーマは 
#Managing_Foreign_Currency_Exposure
#為替リスクへの対策

今日の金言:
#もっとも堅実なはずの行為が結果として最も投機的な行為となりうる

ACTION POINT :
#手始めにヘッジによって為替リスクから身を守ってください

ここ数ヶ月のうちにどんどん進んだ円安。
為替相場の変動を政府ですらコントロールできません。

今日の為替リスクにおいては、最も堅実なはずの行為が、結果として最も投機的な行為となりうる。

現在は、円安傾向ですが、90年代や2010年代は円高傾向でした。

https://www.google.com/finance/quote/JPY-USD?sa=X&ved=2ahUKEwiI57COgYKGAxXShVYBHT9JAZsQmY0JegQIBxAp&window=5Y より

かつて、長期の為替予約で何億もの大損した航空会社があったように、最も堅実なはずの行為が投機となるような結果にもなりかねません。

とはいえ、為替変動リスクをどこまで許容するか、許容できるか、という点で経営していくことになろうかと存じます。為替に限らず、未来のことを、人は基本分かりません。

未来はわからないので、リスクが取れる範囲でギャンブル的になることも致し方ないところがあるんだろうと思います。

それが、嵩じて、リスクと興奮度が混乱をきたし、依存症に陥ってしまうのかもしれません。

ヘッジとオプションによって、予測と管理の可能な保険料のように事業上のコストにすることができる。

とドラッカーが記しているように、完全にリスクをゼロにはできないものの、最小限にすることはできそうです。今の原発や再エネの議論を見ていると、0か1000かというように議論が極端です。そして、コロナの時も、そして、福島原発の時も、第二次大戦の時も、このあたりの決断が日本政府はどうも・・・という感じがします。

組織のリーダーは、このあたりのリスクを取る感覚に優れています。完璧主義ではないからこそ良いのです。ここまでは損してもいい、という腹のくくり方ができる人です。

人生をギャンブルにしないで、良い週末を!

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