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5月27日 実学としてのマネジメント
おはようございます。昨日の続きです。
#ドラッカー #365の金言 #5月27日 #実学としてのマネジメント #経営政策にとって重要なことはうまくいくか・いかないかである 。
このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。
“汝の時間を知れ“ ドラッカー
上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。
編者のマチャレロ教授は
“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“
と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。
著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。
今日のテーマ:実学としてのマネジメント
今日のアクションポイント:
#成果をあげる上でのあなたの実務上のコツを3つあげてください
うまくいくか・いかないか、売れるか・売れないか、儲かるか・儲からないか、実学とはそういうものであり、正しいか間違いかではない、という商いにとって極めて当然のことが記されている。
ということは、多くの人は正しいか間違いか、に囚われてしまって、うまくいくか・いかないかで判断しない、ということだろうか?
常々いっていることだが、マネジメントは神学ではない。実学である。
理論ばかりの空論ではいけない、実学だから、実用に耐えうるものでなくてはならない、と説いている。
あるアイデアは、実用的であるか、使えるか、うまくいくか、役に立つか、テストせよ、試してみよ、と説いている。
我々マーケティング業界の場合、Aという広告とBという広告とを比較するテストを行うことがある。A/Bテスト、と称するが、どちらの広告で電話や問い合わせ件数が多いかを測定して、良かった方を今後採用する、という方法である。
つまり、机上の空論でAがいいかBがいいかを決めず、テストしてみて決める、というやり方である。一発勝負の決断を迫られない場面ではこうしたテストで試して、本番実行する、というやり方が良いと思っている。
やむなくAという広告しか出せない、みたいな切羽詰まった状況よりも、A/Bとテストして、というプロセスを踏んだ方がいい、という考え方だ。ただし、どんな商売でも、タイミングが非常に重要。今日実施した場合は、Aがいい、と答える人たちが多かったとしても、気温や天候の関係だったり、大物タレントが結婚した、といったことで、結果が変わることも現実起こる。その時の決断はリーダーが取ることとなる。
いずれにしても、マネジメントの場合、実用的であること、役に立つことが前提である。リスクをとって決断すること、それもまた、人生である。
決断の際は、「これから自分たちはどうあるべきか」「自分たちは何者か」を問い、他者とのコミュニケーションによって「己を知る」ことである、とドラッカーが話しているのは、また別の機会で。
今日もやっていきましょう。
こちらもお読みください。
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