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5月23日 Knowledge-Worker Productivity 知識労働の生産性向上

おはようさんです。今朝も #ドラッカー #365の金言  からスタートしていきましょう。

本日  #5月23日
テーマは、 #Knowledge_Worker_Productivity
#知識労働の生産性向上

そして、今日の金言は・・・

#知識労働の生産性向上のためには知識労働者を資本財として扱わなければならない


 知識労働の生産性についての研究は始まったばかりである。だが、すでにかなりのことがわかっている。答えのわからない問題が何かもわかっている。
 知識労働の生産性向上の条件は、大きなものだけで六つある。
 第一に、なされるべきことを考えることである。
 第二に、働く者自身に生産性向上の責任をもたせることである。すなわち、自らをマネジメントさせることである。自律性をもたせることである。
 第三に、継続してイノベーションを行なわせることである。
 第四に、継続して学ばせ、かつ継続して人に教えさせることである。
 第五に、知識労働の生産性は、量よりも質の問題であることを認識させることである。
 第六に、知識労働者をコストではなく資本財として扱うことである。何にもまして知識労働者自身が、組織のために働くことを欲しなければならない。

(『明日を支配するもの』)


ACTION POINT
#あなた自身の知識労働に1から6までの条件を適用してください

今日のテキストは、1999年刊『明日を支配するもの』 第5章 知識労働の生産性が社会を変える>2 先進国の運命を決める知識労働の生産性>生産性の向上 169〜170ページより。

訳がちょっと違いますが、趣旨は同じ?と思います。

生産性を向上させるための6条件
(1)仕事の目的を考える
(2)働く者自身が生産性向上の責任を負う。自らをマネジメントする。自律性をもつ。
(3)継続してイノベーションを行う。
(4)自ら継続して学び、人に教える。
(5)知識労働の生産性は、量よりも質の問題であることを理解する。
(6)知識労働者は、組織にとってのコストではなく、資本財であることを理解する。知識労働者自身が組織のために働くことを欲する。
(中略)
 知識労働では、仕事の質は制約どころではない。仕事の本質である。
 “教師の仕事は、生徒の数で評価されることはない。何人の生徒が学んだかが問題である。質である。病院の検査室にしても、信頼できる検査をどれだけ行なったかが問題であって、どれだけの数の検査を行なったかではない。同じことは、事務の仕事についても言える。
 知識労働の生産性は、仕事の質を中心に据えなければならない。しかも、最低を基準としてはならない。最高でないにしても、最適を基準としなければならない。量の問題を考えるのは、その後である。このことは、知識労働の生産性向上には、量ではなく質の面から取り組むべきことを意味するだけではない。まずもって、仕事の質を定義すべきことを意味する。

“同書、170ページより

質を高めるために、今日できることをやっていきましょう。愛を込めて。

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